「梟雄」の意味と読み方とは？ヒントは「荒々しい」

2023年3月2日2023年11月2日

梟雄きょうゆうの意味

残忍で強く荒々しいこと。また、その人。悪者などの首領にいう。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

梟雄きょうゆうはここに注意

「雄ゆう」のとらえ方に注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字が少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「梟雄きょうゆう」の「梟きょう」は他に「ふくろう・梟つよい・梟さらす」とも読みます。知らない読み方もあるのではないでしょうか？意味は、

• ふくろうのこと。「鴟梟しきょう」
• つよい。たけだけしい。「梟帥」など
• さらす。「梟首きょうしゅ」

となっています。たけだけしいや荒々しい、という使い方もされているようですね。

ちなみに、「フクロウ」は国によって縁起えんぎが良い、悪いが違っています。どの国でも自分たちと同じ感じ方、ということでは無い点も覚えておきたいです！🦉

「雄ゆう」は他に「お・おす・おん・雄まさる」とも読みます。意味は、

• オス。「雌雄しゆう」など
• おおしい。いさましい。「英雄えいゆう」など
• 規模が大きい。「雄大ゆうだい」など

となっています。勇ましい、という意味がありますよね。

「梟」の文字は他に「梟悪きょうあく」などで悪人に使われたりすることもあります。たけだけしい、荒々しいという意味も持っていますからね。

そのため、「梟雄きょうゆう」も勇いさましいが、荒々しい者をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

「梟きょう」の漢字、実は鳥（フクロウ）の死骸しがいを木の上にさらす、というところからきているそうです。だから「木」の上に「鳥」の一部が使われているんですね・・・怖いですね・・・！😱

「雄ゆう」は肱ひじの象形と小鳥の象形からできているそうです。小さくても、つばさ（肱ひじ）を広げて雄々おおしいすがたのオス鳥をイメージしてみましょう！🐦

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この言葉、どう使う？

• その人は梟雄きょうゆうとしてあつかわれていた。
• 僕のご先祖さまには、梟雄きょうゆうと呼ばれていた人がいたそうなんだ。本当に同じ血が流れているのかなぁ？
• 昔は梟雄きょうゆうと呼ばれる者が多くいた。

「梟雄きょうゆう」の類語

残忍な悪者、という意味の言葉が似ていますね。

• 人畜生にんちくしょう・・・ひとでなし。
• 悪漢あっかん・・・悪いことをする人。
• 溢れ者あぶれもの・・・ならずもの。または、職をうしなった人。

同じ読み方の熟語👀

• 共有きょうゆう・・・１つの物を２人以上で持つこと。
• 享有きょうゆう・・・権利などを生まれながらに身に着けていること。
• 侠勇きょうゆう・・・義侠心があり、勇ましいこと。
• 梟勇きょうゆう・・・強く勇ましいこと。
• 郷友きょうゆう・・・同郷の会。
• 郷邑きょうゆう・・・むらざと。
• 洶湧きょうゆう・・・水が勢いよくわきでること。
• 郷勇きょうゆう・・・中国清末に、正規軍の不足をおぎなうために設けられた地方義勇軍のこと。

まとめ

「梟雄きょうゆう」は残忍で荒々しい、おもに悪者のトップをさすこと、ということなんですね。

「梟」は他に「梟悪きょうあく」など、悪人に使われることもあります。荒々しいという意味も持っていますから。

「梟雄きょうゆう」も勇いさましいが、荒々しい者をイメージしておきましょう・・・！🧐

「梟きょう」は、鳥（フクロウ）の死骸しがいを木の上にさらすところからきているみたいです。

だから「木」の上に「鳥」の一部が使われているんでしょうか・・・。😱

「雄ゆう」は肱ひじの象形と小鳥の象形からみたいです。小さくてもつばさ（肱ひじ）を広げ、雄々おおしい姿のオス鳥をイメージしてみましょう！🐦

「雄」があるからといって、頼りになるいい人なんだろうなぁ・・・！と思ってはいけませんよ。🤔

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