「闊歩」の意味と読み方とは?ヒントは「堂々」
闊歩って、なんと読むのかな??
「闊歩」はね、「かっぽ」と読むんだよ。
闊歩の意味
[名](スル)
1 大またで堂々と歩くこと。「大道を―する」
2 いばって思うままに行動すること。「政界をわが物顔に―する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
闊歩はここに注意
「闊」はあまり見ないので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「闊歩」の意味は、堂々と歩くことなんだね。
堂々としているのは良いことなんじゃ・・・?
あまり堂々としすぎているのも、困るんだよ。
「闊歩」の「闊」は他に「かつ・闊い・闊い」とも読みます。意味は、
- 広い。ゆとりがある。「寛闊」など
- あいている。うとい。「契闊」など
となっています。今回の場合、「かつ」の「つ」が小さくなっていますね。
「歩」は他に「ほ・ふ・ぶ・歩く・歩む」とも読みますよね。カンタンな漢字ではありますが、意味は色々あります。全部覚えていますか?意味は、
となっています。分かりやすい4つを書くとこのようになります。
大またで広いスペースを使って歩いているイメージで「闊歩」と覚えましょう!
ただ、道のど真ん中を堂々と広いスペースを使って歩かれると、他の通行人にとっては邪魔になりますよね。
それと同じように、例えば政界をまるで自分のものと言わんばかりに威張り、まるで大またで歩くように堂々とされると迷惑極まりないはずです。
そうイメージすると、いい意味だけでは受け取れない言葉ですね。😅
「闊」がそのまま使われていないので、馬が歩く音に聞こえる「かっぽかっぽ」と関連付けて「闊歩」と読み方を覚えてみましょう!
「闊」は、部首の「門」の中に「活」が入っているだけになります。
「活」には勢いがいいといった意味もあるため、勢いがあって元気な門が、人をたくさん通すためにはりきって広いスペースを用意してあげているイメージをしてみてはいかがでしょうか?🤔
「歩」は左右の足をあらわしているようで、これで歩くを意味する「歩」が成り立ったそうです!
「闊」は書くのがカンタンだから、覚えておきたいね!
この言葉、どう使う?
- 人通りの多い道の真ん中を闊歩していたら、たくさんの人にぶつかった。
- 政界を我がもの顔に闊歩する人がいるらしいんですよ。
- 大雨で人が少なかったので、僕は初めて大通りを闊歩してみた。雨だが、何とも気分がいい。
「闊歩」の類語
堂々と歩く、威張って思うがままに行動するという意味の言葉が似ていますね。
- 横行・・・自由に歩き回ること。悪事をやりたいようにやること。また、横に歩くこと。
- 跋扈・・・やりたいように振るまうこと。
「闊歩」の対義語
「闊歩」は堂々と歩く、思うがままに行動することなのに対して、こちらは控えめにすることになります。
- 謙虚・・・つつましいこと。
- 敬虔・・・うやまい、つつしむこと。
- 恭謙・・・へりくだること。
「闊歩」の熟語・ことわざ・慣用句
- 横行闊歩・・・やりたいようにすること。大手を振って歩くこと。
確かに、邪魔になってしまう気がするね・・・!
何事もほどほどに。周りの人にも気をつかおうね。
まとめ
「闊歩 」は、堂々と歩くということなんですね。
大またで堂々と歩いているイメージで覚えましょう!
道の真ん中を広いスペースを使って歩かれると、他の通行人にとっては邪魔になります。
それと同じように、政界をまるで自分のものと言わんばかりに、まるで大またで歩くように威張られると迷惑極まりないですよね。
こう見ると、いい意味だけでは受け取れない言葉です。😅
馬が歩く音に聞こえる「かっぽかっぽ」と関連付けて、「闊歩」と読み方を覚えておきましょう!
「闊」の「活」には勢いがいいといった意味もあります。
勢いがあり元気な、部首である「門」が人をたくさん通すためにはりきって広いスペースを用意しているイメージも面白そうですよね。🤔
「歩」は左右の足をあらわして、これで歩くを意味して成り立ったそうです!
堂々と歩くなら、邪魔にならないように人が少ないところでしてほしいものです。
偉ぶった態度にも見えてしまいますからね。