「窺見」の意味と読み方とは?ヒントは「さぐる」
窺見って、なんと読むのかな??
「窺見」はね、「うかみ」と読むんだよ。
窺見の意味
相手方を見張ること。敵方のようすをさぐること。また、その人。斥候 (せっこう) 。物見。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
窺見はここに注意
漢字そのままでは読みにくいので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
合わせた読み方が、少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「窺見」の意味は、敵の方をさぐることなんだね。
「窺」はどういった意味なんだっけ?
下でさぐってみよう!
「窺見」の「窺」は他に「き・窺う・窺く」とも読みます。意味は、
- のぞいて見る。様子をうかがう。「窺知」など
となっています。のぞく、といった意味を持っていることが分かりました。
「見」は他に「けん・げん・見える・見れる」とも読みます。意味は、
- 見る。「見学」など
- 会う。まみえる。「会見」など
- あらわれる。「露見」など
- ものの考え方。「見解」など
となっています。こちらは、見るなどの他にも意味があるんですね!
相手の様子を窺うため、のぞいて見ている。つまり、見つからないように隠れながら見ているイメージで「窺見」と覚えましょう!
「窺」は部首である「あなかんむり」の下に、規則の「規」が入っていますね。
まず「規」ですが、これをさらに分解すると「夫」と「見」となっています。
「夫」は成人の男性の意味を持っていますので、これに「見」をつけて、手本とするものを意味して「規」が成り立ったそうです。
このように「規」は見て手本とする、というのをあらわしていますので、「穴」の中から相手をのぞき見てお手本(何をしているか)を窺う。と覚えてみるのはいかがでしょうか?🤔
「見」は大きな目の人をあらわしているようです、下の部分は足なんですね!
基本的にふりがなは「窺う」まで使われていますが、今回は「うか」までになっていますね。「が」はのぞくために隠れてしまった、と覚えておくと面白いかも知れません。😆
相手をよく見るのは、大事だよね!
この言葉、どう使う?
- 相手の基地までの道中に、窺見を置いておくこととする。
- 窺見にいってまいれ!
「窺見」の類語
敵をさぐる、という意味の言葉が似ていますね。
- 斥候・・・敵の状況などをさぐること。
- 間諜・・・スパイのこと。
- 偵察・・・隠れながら敵をさぐること。
のぞき見か、僕は苦手だな~。何でだろう・・・。
少し声が大きいからかな・・・。
まとめ
「窺見」は、敵の方を探るということなんですね。
斥候やスパイも似たような意味ですよね、おそらくこちらの言葉の方がご存じのかたは多いのではないでしょうか。🧐
なかなか見ない言葉ですが、「窺」の漢字を覚えるために、こちらの言葉も覚えておきたいですね!
相手に見つからないように、隠れて見るイメージですね。
「窺」は部首の「あなかんむり」の下に、「規」です。
「規」をさらに分解すると「夫」と「見」です。「夫」は成人の男性の意味を持つため、「見」をつけて手本とするものを意味して成り立ったようです。
「規」は見て手本とする、ということをあらわしていますので、「穴」の中から相手をのぞいて、お手本として何をしているのかを窺っているイメージができます。
「見」は大きな目の人をあらわしていて、下部分は足のようです。
ふりがなは「窺う」までですが、今回は「うか」までになっています。
「が」は、のぞくために隠れた。そうイメージしておくと良さそうです。🥷