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「焦燥」の意味と読み方とは?ヒントは「いらいら」

2024年3月22日

ナヤミィ

焦燥って、なんと読むのかな??

フクロウ

「焦燥」はね、「しょうそう」と読むんだよ。

焦燥しょうそうの意味

[名](スル)いらいらすること。あせること。「事業の失敗に―する」「―感」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

焦燥しょうそうはここに注意

そう」を他の漢字と間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きがカンタンな方なため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「焦燥しょうそう」の意味は、いらいらしてしまったりあせったりすることなんだね。

ナヤミィ

そう」って、かわくって意味じゃないんだっけ?

フクロウ

そうなんだけど、他にもあるんだよ。


焦燥しょうそう」の「しょう」は他に「げる・あせる・く・らす」とも読みますよね。意味は、

  • こげる。こがす。「焦土しょうど」など
  • あせる。いらいらする。「焦燥しょうそうなど
  • がれる。

となっています。がすという意味の他に、あせるという意味もあるのが分かりました。

そう」は他に「かわく・はしゃぐ」とも読みます。意味は、

  • かわく。「乾燥かんそう」など
  • いらいらする。落ち着かない。「焦燥しょうそう

となっています。そう、こちらにもいらいらするといった意味があるんです!

これは「そう」という、さわがしくて落ち着かない。

そういった意味を持つ字の代用になっていることも関係しているのでしょうね。

急いでいるのに、乾燥かんそうがうまくいかずにあせってしまい、いらいらが止まらず落ち着かないイメージで「焦燥しょうそうと覚えてはいかがでしょうか?🧐

しょう」は「すい」の下に、部首である「れっか」が書かれています。

すい」というのは、尾の短い鳥のこと。

そして「れっか」は火をあらわしています。

火の上に鳥・・・、この鳥が火であぶられてしまい、焦げるイメージで「しょう」を覚えましょう!🐦

そう」は部首である「火」と、「そう」となっています。

そう」は鳥が群がって鳴いていたり、さわがしいといった意味があるんですね。

「品」を鳥が多く集まっているイメージ画像ととらえて、木の上に鳥がたくさんいて、隣の火であぶられて騒がしく鳴きながら乾燥かんそうしていく様子をイメージして「そう」を覚えてみましょう!

こうしてみると、どちらの漢字も鳥が火にやられているようですね。🤔

これは、落ち着かずにあせってしまうのも仕方ないです。

フクロウ

あせらずに、じっくり覚えよう。

焦燥の覚え方イメージ
焦りすぎは、禁物です。

この言葉、どう使う?

  • あの時の僕は、焦燥しょうそう感をいだいていた。
  • 新規事業が失敗に終わってしまい、焦燥しょうそうしているみたい・・・。
  • 焦燥しょうそうにかられたのか、急に周囲に怒鳴どなりだした。

焦燥しょうそう」の類語

いらいらしたり焦ってしまう、という意味の言葉が似ていますね。

  • 焦慮しょうりょ・・・あせり、いらいらすること。
  • 憤懣ふんまん・・・腹が立っていらいらしていること。
  • 苛苛いらいら・・・思った通りにいかず、いらだたしいこと。

焦燥しょうそう」の対義語

焦燥しょうそう」はいらいらしたり焦ったりしていることなのに対して、こちらは焦りなどが無いことになります。

  • 安堵あんど・・・焦りがなくなり、安心すること。
  • 安心あんしん・・・何も気にすることが無く、落ち着いていること。

同じ読み方の熟語👀

  • 尚早しょうそう・・・まだ早いこと。
  • 少壮しょうそう・・・若くてさかんなこと。
  • 正倉しょうそう・・・律令時代に設置されていた、宝物などを保管した倉庫。
  • 性相しょうそう・・・仏語で、本体と現象のこと。
  • 荘倉しょうそう・・・荘園で米などを入れた倉庫のこと。
  • 将曹しょうそう・・・近衛府の主典さかんのこと。
  • 章草しょうそう・・・漢字の書体のひとつ。
  • 請僧しょうそう・・・法会ほうえなどに招かれた僧のこと。
  • 傷創しょうそう・・・傷を負うこと。
ナヤミィ

同じ読み方の言葉って、いろいろあるんだね。どうやって覚えようか・・・う~ん・・・。

フクロウ

あせらないで大丈夫、「焦燥しょうそう」だけ覚えておこう!

まとめ

焦燥しょうそう」は、いらいらしたり焦ったりするということなんですね。

しょう」の下にある「すい」というのは、尾の短い鳥のこと。

そして部首の「れっか」は火をあらわしています。

そこから、火の上の鳥が火であぶられてしまい、焦げるイメージで「しょう」を。

そう」に使われている「そう」は鳥が群がって鳴いていたり、さわがしいといった意味があります。

「品」を鳥が多く集まっているイメージ画像として、木の上にいるたくさんの鳥が、隣の火であぶられているため騒がしく鳴きながら乾燥かんそうしていってしまう様子をイメージして「そう」を覚えましょう。

そう」は落ち着かないといった意味も持つようなので、いらいらするせいで落ち着かないと覚えておくのもいいですね!

焦って今覚えなくとも大丈夫です、そのうち覚えましょう!😄

二文字

Posted by 管理人