「誣告」の意味と読み方とは?ヒントは「ウソ」
誣告って、なんと読むのかな??
「誣告」はね、「ぶこく」と読むんだよ。
誣告の意味
[名](スル)《「ふこく」とも》故意に事実を偽って告げること。「同僚を―する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
誣告はここに注意
「誣」の読み方を間違えないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くのはそこまで難しくありませんが、読むのが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「誣告」の意味は、ウソを告げてしまうことなんだね。
でっちあげてしまう、ということなんだ・・・。「誣告」の読み方はウソじゃないよね?
本当だよ!下で説明するね。
「誣告」の「誣」は他に「ふ・誣いる・誣く・誣る」とも読みます。意味は、
- ウソなのに、まるで本当のことのように言う。「誣罔」など
となっています。こちらに、ウソをつくという意味があるんですね。🧐
「告」は他に「告げる」とも読みますよね。意味は、
- つげる。お知らせする。「告白」など
- うったえる。「告訴」など
となっています。告白でも使うように、相手に告げるという意味がありますよね。
事実ではなくウソの話を、まるで事実かのように、誣くために相手に告げる・・・ウソつきのイメージで「誣告」を覚えてはいかがでしょうか?
ウソをつくので言葉を濁すように、濁点をつけて「ぶこく」と覚えてみましょう!
「誣」は部首の「言」に「巫」になっていますね。
「巫」はみことも読み、特に神に仕える女性を言います。
仕切りの中で、人が何かをささげている様子みたいですが・・・。🤔
書くときは「工」の両側に「人」を書くだけでできますね!
みこさんがウソをつくとは考えられませんが・・・?
例えどんなにウソのような話でも、神さまに伝えるのですからまるで本当の話のように言う、とイメージするのが良さそうですね!
「告」は上の部分が牛を、下は部首でもありますが、口を意味しているそうです。
そこから、生贄として牛をささげて神さまなどに祈りを告げる、として「告」が成り立ったと言われていますよ。
「誣」の意味は、少しややこしいかも知れないね・・・!
この言葉、どう使う?
- 同僚を誣告して、おとしいれてやろう・・・。
- 今までの誣告は、すべて無かったものとしてやろう。
- 相手をだますために、誣告をこころみた。
「誣告」の類語
わざとウソをつく、という意味の言葉が似ていますね。
- 讒言・・・誰かに関する悪い嘘を、目上の人に言うこと。
- 讒訴・・・悪口を言う。ウソをつく。
「誣告」の熟語・ことわざ・慣用句
- 誣告罪・・・虚偽告訴等罪のこと。ウソの告発などをする罪。
ウソを本当のことのように伝えるのって、なかなか難しそうだね。
そうだね。でも、ついてはいけないウソは止めておこう!
まとめ
「誣告」はウソを告げる、ということなんですね。
ウソの話を事実かのように、誣くために相手に告げるウソつきをイメージして覚えてみましょう!
ウソをつくため、言葉を濁すように濁点をつけて「ぶこく」と読みましょう。
「誣」の「巫」はみことも読み、特に神に仕える女性を言いますよね。
仕切りの中で人が何かをささげている様子みたいです。
書くときは「工」の両側に「人」を書くだけでできます!
どんなウソのような話でも、神さまに伝えるのですからまるで本当の話のように伝える、とイメージするのが良さそうです。
「告」は上が牛、下は部首でもある口を意味しているみたいですね。
そこから、いけにえとして牛をささげて神さまなどに祈りを告げる、として覚えておきましょう。
わざとウソをつくには何かしらの理由があるはずですが、バレた時が怖いです。
できるだけウソはつかないようにしましょう!😅
こちらはいかがでしょうか?
平気で嘘をつく人も、世の中にはいます。
平気でうそをつく人たち・・・こちらは自分の非を絶対に認めず、自己正当化のためにうそをついて周囲を傷つける人の心理。個人から集団まで、人間の悪の本質に迫る本となっています!
人によって、考え方が全く違うよね。