「虎視」の意味と読み方とは?ヒントは「ねらう」
虎視って、なんと読むのかな??
「虎視」はね、「こし」と読むんだよ。
虎視の意味
虎が獲物をねらうときのように、鋭い目つきで見まわすこと。転じて、じっと機会をうかがうこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
虎視はここに注意
そのまま「虎」と読まないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「虎視」の意味は、じっと見て、機会をうかがうことなんだね。
虎視耽々だったら、聞いたことがあるよ!
それで使われているね。わりと、聞くことがあるんじゃないかな?
「虎視」の「虎」は他に「とら」とも読みますよね。意味は、
- トラ。または、たけだけしいものの例えに使う。「猛虎」など
となっています。虎は格好良くもありますが、同時にたけだけしいため恐ろしくもありますね😖
「視」は他に「視る」とも読みますよね。意味は、
- じーっと見る。「監視」など
- ~とみなす。~のように扱う。「敵視」など
- 見る力。「乱視」など
となっています。単純に、見るだけでは無さそうですね👀
虎が獲物を狙う時は、きっといつも以上に目つきが鋭いでしょう。
虎が狙いを付けてじーっと見て、行動を起こす機会をうかがっているイメージで「虎視」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「虎」は少し覚えにくそうです。まず「とらかんむり」という部首を書きましょう。これは、「虎」の下にある「ル」の上にある部分のことです。上の冠部分と、七が書いてある部分ですね。その下に、「ル」をかいてあげましょう。
「視」は「しめすへん」に「見」となっていますね。この漢字の場合、部首は「見」の方となっているようです。実際の成り立ちとは少し違いますが、「しめすへん」は神さまや祭事に関する漢字に使われているので「神さまを見るのだから集中して視る・・・!👀」として、じーっと見るという意味を持つ「視」を覚えてはいかがでしょうか。😆
虎が獲物を狙う様子を、イメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- 負けてやる気が無くなっているように見えて、虎視耽々と反撃の機会をうかがっているようだ・・・。
- 王の座を虎視眈々と狙っている。
- 一度はあきらめたものかと思ったが、実はそうではなく虎視眈々と狙い続けているようだ。
「虎視」の類語
鋭い目つきで注意深くみる、という意味の言葉が似ていますね。
- 注視・・・注意してじっと見ること。
- 凝視・・・目を凝らしてよく見ること。
- 精察・・・詳しく観察すること。
同じ読み方の漢字👀
- 腰・・・骨盤のある部分。モチなどの粘りのことなども。
- 越・・・越の国のこと。
- 層・・・高い建物の、1つ1つの階層のこと。
- 輿・・・人を乗せる乗り物。
- 古址・・・昔に建築物などがあった場所のこと。
- 古史・・・昔の歴史のこと。
- 古祠・・・昔からあるほこらのこと。
- 古詩・・・昔の詩のこと。
- 虎子・・・虎の子ども。
- 古紙・・・古い紙のこと。
- 枯死・・・草木が枯れること。
- 顧視・・・ふりかえってみること。
「虎視」の熟語・ことわざ・慣用句
- 虎視耽々・・・虎が獲物をじーっと狙っているようす。機会をうかがうこと。
- 竜驤虎視・・・竜や虎のように盛んで、世の中を威圧すること。
虎に狙われたら、とんでもなく怖いね・・・!
表面上は穏やかでも、実は狙われているかも知れないね。
まとめ
「虎視」はじっと見て、機会をうかがうということなんですね。
虎が獲物を狙うということは、きっと目つきが鋭いですよね。
虎が狙いを付けてじーっと見て、機会をうかがっているイメージで覚えてみましょう!🧐
「虎」はまず「とらかんむり」という部首を。下にある「ル」の上にある部分のことですね。上の冠部分と、七が書いてある部分です。その下に、「ル」をかいてあげましょう。
「視」は部首が「見」の方となっているようです。「しめすへん」は神さまや祭事に関する漢字に使われているので「神さまを見るのだから集中して視る・・・!👀」と、じーっと見ているイメージで覚えてみましょう。😆
虎視耽々の耽々というのは「にらむ」ということです。「あっさり」をあらわす淡々とは違うため、意味を間違えないようにしておきましょう。🧐
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