「誤謬」の意味と読み方とは?ヒントは「間違い」
誤謬って、なんと読むのかな??
「誤謬」はね、「ごびゅう」と読むんだよ。
誤謬の意味
[名](スル)まちがえること。まちがい。「―を犯す」「―を正す」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
誤謬はここに注意
「謬」が少し難しいので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
漢字が少し難しめなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「誤謬」の意味は、間違えてしまうことなんだね。
「謬」がものすごく難しく見えちゃうな・・・。こちらは、どういう意味なんだろう?
間違えないように、下で見てみよう!
「誤謬」の「誤」は他に「誤る・誤わす」とも読みます。意味は、
- 間違えてしまう。「誤字」など
- まどわす。あやまらせる。
となっています。間違った時に使われていますよね!
「謬」は他に「謬る」とも読みます。意味は、
- 間違える。あやまる。「謬見」など
となっています。こちらにも、間違うといった意味があるのが分かりました!
どちらにも間違いという意味があるため、完全に間違えてしまっているイメージで「誤謬」と覚えてはいかがでしょうか?
「誤」は部首の「言」と、「呉」になっていますね。
「呉」は古代中国の国名にも使われていましたが、この漢字自体は頭に大きな被り物をして踊り狂う、という象形からきているそうです。
ここに「言」を足して、言葉を使って狂わす。
つまり「あやまり」を意味して「誤」が成り立ったと言われていますよ。🧐
「謬」は部首の「言」に、「翏」となっています。
「翏」には高く飛ぶ、といった意味があるとのこと。
上部分は羽のようにも見えますが、線の向きが違いますね・・・。
線が右上に向かっているため右上に向かい鳥が飛んでいっているようにもみえませんか?🤔
ただ、高く飛びすぎると何かを言っても風の音などで聞こえにくくなるでしょう。
そこから、風の音がびゅうびゅうとうるさいため何かを言われても聞こえず、行き先を間違ってしまう・・・。といったイメージで、間違うという意味の「謬」を覚えてはいかがでしょうか?
「謬」の方が少し厄介だから、間違えないように気をつけよう!
この言葉、どう使う?
- いつの間にか、思ってもいなかったような誤謬を犯していたようだ。
- これは誤謬なんだと、正さなければいけない。
- 見逃すことなど到底できないような大きな誤謬が、提出された論文の中に含まれていた。
「誤謬」の類語
間違える、という意味の言葉が似ていますね。
- 錯誤・・・間違えてしまうこと。認識と事実が一致しないこと。
- 過誤・・・間違い。
- 越度・・・あやまち。
間違わないように、気を付けないと・・・!
間違えてしまったら、正そうね。
まとめ
「誤謬」は間違いを犯してしまう、ということなんですね。
どちらにも間違いという意味があります。完全に間違えているイメージで覚えておきましょう!
「誤」は部首である「言」と、「呉」です。
「呉」の漢字自体は、頭に大きな被り物をして踊り狂う象形からきているとのこと。
「言」を足し、言葉で狂わす。そこから「あやまり」を意味して成り立ったそうですね。🧐
「謬」は部首である「言」に、「翏」です。
「翏」は、高く飛ぶ意味があるとのこと。
上は羽のようにも見えますが、線の向きが違います。線が右上に向かっているので、右上に向かって鳥が飛んでいっているイメージができます。
ですが、高く飛びすぎると何を言っても風の音で聞こえにくくなるでしょう。
そこから、風の音がびゅうびゅうとうるさいため何かを言われても聞こえず、行き先を間違ってしまうイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?
特に「謬」は少し難しいですが、こちらの漢字にも間違えるという意味があることを忘れないようにしたいです!😆
どうして間違えてしまったのか?ということを、イメージと一緒に覚えておきましょう!