「雪冤」の意味と読み方とは?ヒントは「無実」
雪冤って、なんと読むのかな??
「雪冤」はね、「せつえん」と読むんだよ。
雪冤の意味
[名](スル)無実の罪であることを明らかにすること。「―し潔白になる」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
雪冤はここに注意
「冤」は冤罪などで見る漢字となっていますが、だからこそ書く機会はあまり多くありません。間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字自体は、そこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「雪冤」の意味は、無実だということを明らかにすることなんだね。
罪が無いというだけではなくて、それを証明するまでを言うんだ・・・!
そうみたい。雪は他に、何と読むんだったかな?
「雪冤」の「雪」は他に「ゆき・雪ぐ・雪ぐ」とも読みます。意味は、
となっています。ぬぐう、と言った意味があるのが分かりました!
「冤」は他に「ぬれぎぬ・あだ」とも読みます。意味は、
- 無実の罪。ぬれぎぬ。「冤枉」など
- あだ。うらみ。「冤家」など
となっています。何もしていないのに罰を受ける、という意味がありますね。
何も悪いことをしていないのに罰せられそうになっている・・・それを避けるために、無実の罪を雪ぐとして「雪冤」と覚えてはいかがでしょうか。🧐
「雪」はカンタンに書けますが、漢字を見てみると「雨」の下に「ヨ」のような文字が書かれていますね。これは「彗」がもとになっているようです。
「雨」を「彗」ではく、綺麗にする(すすぐ)として、すすぐという意味も持つ「雪」を覚えてみてはいかがでしょうか?🤔
「冤」は兔が「わかんむり」の下に隠れて、身を縮めていることをあらわしているそうです。といっても、兔の上部分は刀となっているようにも見えますね。
か弱いウサギが無実の罪で囲いに囚われてしまっている、そのためうらみもある・・・といったイメージで覚えてみましょう。🐇
「兎はこっちの漢字じゃないの?」となられるかも知れませんが、こちらの「兔」の漢字もウサギなんです。「免許」の「免」にも似ていますが、点が1つ違うので間違えないようにしたいですね!
無実の罪を証明するのは非常に難しいからね、そこがか弱いウサギとつながっているのかも・・・。
この言葉、どう使う?
- 彼は雪冤を訴えてはいたものの、それが果たせなかった。
- 何とか雪冤し、潔白となりたいものだ。・・・いや、なって見せる!
- 雪冤のため、何とか策を練らねばならない。
同じ読み方の漢字👀
- 節煙・・・タバコの量を減らすこと。
無実の罪で罰を受けるなんて、絶対に嫌だな。
雪冤して、汚名を真っ白に塗り直そう!
まとめ
「雪冤」は無実だという事を明らかにする、ということなんですね。
悪いことをしていないのに罰せられそうに・・・。
それを避ける、無実の罪を雪ぐとして覚えておきましょう。🧐
「雪」は「雨」の下に「ヨ」のような文字が書かれています。これは「彗」がもとになっているようですね。
「雨」を「彗」ではく、綺麗にするとして、すすぐという意味も持つ「雪」を覚えてみましょう。
「冤」は兔が「わかんむり」の下に隠れ、身を縮めていることをあらわしているそうですね。兔の上部分は、刀になっているようにも見えます。
か弱いウサギが、無実の罪で囲いに囚われてしまっている。なので、うらみもあるイメージで覚えてみましょう。🐇
「兎はこっちでは?」となるかも知れませんが、こちらの「兔」もウサギなんですね。
自分が冤罪だと証明するのは非常に難しいはずです、そう考えると雪冤はかなり難易度が高いんですね。
ですが、漢字自体はそこまで難しくないので、覚えておきたいです🧐