「霹靂」の意味と読み方とは?ヒントは「かみなり」
霹靂って、なんと読むのかな??
「霹靂」はね、「へきれき」と読むんだよ。
霹靂の意味
1 かみなり。いかずち。雷鳴。「青天の―」
2 雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。
「―する時にも動かず」〈今昔・三一・三七〉
出典 デジタル大辞泉(小学館)
霹靂はここに注意
どちらも難しい漢字となっています、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
難しい漢字ですが、それぞれの漢字の下部分を見てみると読み方が分かりやすいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「霹靂」の意味は、雷鳴のことで、かみなりが激しく鳴ることなんだね。
どこかで見たことがある漢字だなぁ・・・。
青天の霹靂とも言うし、漫画などでも見ることがあるかも知れないね。
「霹靂」の「霹」は他に「かみなり」とも読みます。意味は、
- 激しいかみなり。「霹靂」
となっています。そのまま、かみなりとも読めるんですね。
「靂」の意味は、
- 激しいかみなりとして、霹靂に用いられる字。
となっています。2つ揃ってこそ、ということでしょうか。
激しいかみなりである「霹」に「靂」も加わり、2つの力でより激しい雷が落ちる、大きな音が響き渡るイメージで「霹靂」と覚えましょう!
「霹」は「雨」の下に「辟」となっています。「辟」にはいろんな意味があるのですが、罪であったり避けるといった意味も持っています。
そこから、避けなければいけない程の、雨のように降りそそぐ罪=雷をイメージして覚えてみましょう!⚡
「靂」は「雨」の下に「歷」となっています。
「歷」はよく見かける「歴」の旧字となっています、「木」の部分が「禾」になっているのですね。ちなみに「禾」は穀物の意味があります。
「歷」には、はっきりとしている。といった意味もあります。漢字ではあまり見ないかも知れませんが、歴とした。といった言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
そこから、穀物のような大粒の雨のなか、とっても激しいため誰が聞いてもはっきりと分かる雷鳴として「靂」を覚えてみるのも良いですね!🧐
ちなみに、「かみとけ」とも読めるんだ!こちらもカッコいい読み方だね!
この言葉、どう使う?
- その知らせは、まさに青天の霹靂であった。
- 彼は、霹靂のごとき一声を出した。
- 夫からの一言が、私には霹靂のような衝撃を与えました。
「霹靂」の類語
かみなり、という意味の言葉が似ていますね。
- 迅雷・・・激しい雷の鳴る音。
- 雷鼓・・・雷神が持つという、太鼓のこと。または、かみなりの音。
- 稲妻・・・放電により生じる電光。また、素早いことにも。
「霹靂」の熟語・ことわざ・慣用句
- 青天の霹靂・・・青空に突然雷が起こることから、予想外の出来事が起こること。
- 霹靂一声・・・急に雷鳴が鳴ること。そこから、突然大声で怒鳴ること。
雷が苦手な人も、多いよね。
急に外から大きな音がなると、誰でもびっくりするからね。その音も大きいものだから、なおさら怖いかも知れない。
まとめ
「霹靂」は雷鳴のことで、かみなりが激しく鳴るということなんですね。
激しいかみなりの「霹」に「靂」を足し、より激しく音の大きな雷が落ちるイメージで覚えておきましょう。
「霹」は「雨」の下に「辟」ですね。「辟」は罪であったり、避けるといった意味も持っています。
避ける必要があるくらい、雨のように降りそそぐ罪を雷のイメージで覚えてみましょう!⚡
「靂」は「雨」の下に「歷」です。
「歷」は「歴」の旧字です、「木」の部分が「禾」になっていますね。「禾」は穀物の意味がありますよ。
「歷」は、はっきりという意味もあります。歴とした、といった言葉もありますからね。
穀物のような大粒の雨のなか、激しいので誰が聞いてもはっきりと分かるくらいの雷鳴をイメージして覚えてみても良さそうです。🧐
「霹」だけでも、そのままかみなりと読めるのは驚きでしたね!
2つとも上に雨が付いているので、その下に何が、何故あるのかをイメージして覚えられれば、書くことも容易いのではないでしょうか。🤔
響きはとてもカッコいい感じがしますよね!