「倚藉」の意味と読み方とは?ヒントは「頼る」
倚藉って、なんと読むのかな??
「倚藉」はね、「いしゃ」と読むんだよ。
倚藉の意味
[名](スル)よること。頼ること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
倚藉はここに注意
漢字がどちらも1級のものになります、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「倚藉」の意味は、頼りにすることなんだね。
「倚」って、イスにも見えるけど違うよね・・・?
そうだね、ちょっと似ているけれどイスに使われているのは「椅」になっているよ。
「倚藉」の「倚」は他に「き・倚る・倚む」とも読みます。意味は、
- よりかかる。「倚門」
- 頼る。「倚信」など
- かたよる。「偏倚」
- 障害がある。「倚人」
となっています。壁によりかかるにしても、頼りにならないボロボロの壁だと、よりかかれませんよね。🤔
「藉」は他に「せき・藉く・藉す・藉りる・藉る・藉ける・藉む」とも読みます。意味は、
- 敷き物。「枕藉」など
- かす。かりる。
- たのみにする。
- かこつける。「藉口」
- いたわる。なぐさめる。「慰藉」
- ふみにじる。「狼藉」
となっています。色んな意味がありますが、今回は頼みにする、という意味が使われているようですね。
どちらの漢字にも、頼みにするという意味が含まれているのが分かりました!
よりかかっても安心できる・・・、背中を預けられる、そのくらい頼みにしているイメージで「倚藉」と覚えてはいかがでしょうか?
読み方は「いせき」では無いので注意が必要ですが・・・、同じ読み方の医者も頼りにすることが多いですよね。
そこから、どちらも頼りにできるとして「いしゃ」という読み方を覚えてみるのも良いですね!🧐
「倚」は部首である「にんべん」に、「奇」となっています。
「奇」にはめずらしい、怪しいといった意味の他に、優れているという意味も持ちます。
そこから、優れた人によりかかるようにして、頼っているイメージで「倚」を覚えてみましょう!
「藉」は部首である「くさかんむり」に、「耤」となっています。
「耤」には頼るといった意味の他に、田畑を耕すという意味も持っています。
耕すために、みんなの力を借りていたのかも知れませんね!💪
力を貸す、借りる、頼みにする、頼みごとにかこつける、力を借りた後にいたわる・・・、この漢字からでもいくつかのイメージができ上がりますね!
漢字を分解してみると、どうして頼っているのかが覚えやすいよね!
同じ読み方の熟語👀
- 医者・・・病人を助ける人。
- 慰藉・・・なぐさめ、いたわること。
よりかかるってことはそこに背中を向けているってことだし、確かに頼りにしていそうだね!
頼ることは悪いことでは無いからね、危ない時は誰かに頼るのもアリだよ。
まとめ
「倚藉」は頼りにする、ということなんですね。
信頼することにも似ています。
どちらの漢字にも、頼みにするという意味があるのが分かりましたね!
安心してよりかかれるイメージで覚えてはいかがでしょうか?
同じ読み方の医者も頼りにすることが多いです、そこからどちらも頼りにできるとして「いしゃ」という読み方を覚えてみるのもアリですね!
「倚」は部首の「にんべん」に、「奇」です。
「奇」はめずらしいなどの意味の他に、優れているという意味も持ちます。
そこから、優れた人によりかかるようにして頼っているイメージで覚えてみましょう!
「藉」は部首の「くさかんむり」に、「耤」です。
「耤」は頼る他に、田畑を耕すという意味もあります。
耕すために、周りのみんなの力を借りていたのかも・・・。💪
力を貸す、借りる、頼みにする、力を借りた後にいたわる、この漢字からでもいくつかイメージできますね。
何故頼りにするのか、どういった状態のものなら頼りにできるのか・・・。その辺りをイメージできると、覚えやすいです。😆