「仇讐」の意味と読み方とは?ヒントは「かたき」
仇讐って、なんと読むのかな??
「仇讐」はね、「きゅうしゅう」と読むんだよ。
仇讐の意味
あだ。かたき。仇敵。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
仇讐はここに注意
今回使われる「仇」の読み方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
どちらの漢字も、書くこと自体はあまり難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「仇讐」の意味は、かたきのことなんだね。
どちらも、あまり良さそうな意味ではないような・・・?
そうだね、どちらも恨みを持っているようだよ・・・!
「仇讐」の「仇」は他に「あだ・かたき・つれあい」とも読みます。意味は、
- 恨んでいる相手。かたき。「仇敵」など
- 仲間。「好仇」など
となっています。恨みがある、と書きましたが、実は仲間という意味も持っているんですね!
「讐」は他に「讐いる・あだ」とも読みます。意味は、
- かたき。仕返しをする。「恩讐」など
- 読み比べて、誤っているところを正す。「讐校」
となっています。一番よく見るものだと、復讐になるのではないでしょうか。
どちらにも、恨みを持っている意味がありますよね。
「どうしても仕返しをしたい・・・!」
そのくらい、恨みがたくさん積っているイメージで「仇讐」と覚えてみましょう!😠
読み方に関しては、とても恨んでいたため、いつでも急襲したい・・・!といった負のイメージが合いそうです。
「仇」は部首である「人」に、「九」となっています。
「九」は数字の名前でもありますが、他にも「たくさん。あつまる。」という意味を持っています。
そこから、人がたくさん集まりすぎてしまい、ストレスで不仲になる人が増えてしまったイメージができます。
それと同時に、人が集まる=仲間ができる、とったイメージもできますね。
「讐」は「隹」と、部首である「言」でできています。
「隹」は尾の短い鳥の意味がありますが、ここではそれが2匹並んでいます。まるでライバルのようですね!
そんな鳥が、2匹で言い争っているイメージで「讐」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
2匹で言いあっているイメージだと、読み比べて正す、といった「讐校」も覚えやすくなりますね!
なぜ恨んでいるのか、イメージをしてみよう。特に、「讐」は面白いね!
この言葉、どう使う?
- 彼らは、お互いが仇讐であることを理解している。
- あの者たちが仇讐であることは、もはや宿命なのだ・・・。
- 仇讐に急襲されそうになった。
「仇讐」の類語
恨んでいる、という意味の言葉が似ていますね。
- 仇敵・・・恨んでいる相手。
- 讐敵・・・恨みを持っている相手のこと。
- 仇怨・・・かたき。うらみ。
「仇讐」の対義語
「仇讐」は恨み、つまり悪いイメージを持っていることなのに対して、こちらは良いイメージを持っていることになります。
- 恩人・・・助けてくれた人。力になってくれた人。
同じ読み方の熟語👀
- 九州・・・九州地方のこと。
- 九秋・・・秋の90日間のこと。
- 旧習・・・昔から変わらない、習慣のこと。
- 吸収・・・吸い取る。自分の中に取り入れること。
- 急襲・・・急におそいかかること。
- 窮愁・・・困窮し、悲しむ。
嫌だな、と思っている人は誰にでもいそうだけれど・・・。
よっぽど恨みが積っている相手は、なかなかいないかも知れないね。
まとめ
「仇讐」は恨んでいる相手、かたきということなんですね。
どちらにも、恨みを持っている意味があります。
「どうしても仕返しをしたい・・・!」という、恨みがたくさん積っているイメージで覚えてみましょう!🤬
「仇」の「九」は、「たくさん」という意味も持っています。
多くの人で集まりすぎたため、ストレスで不仲になる人が増えてしまったイメージができますよね。
「讐」の「隹」は尾の短い鳥の意味がありますが、ここではそれがまるでライバルのように2匹並んでいます。
そんな鳥が、2匹で言い争っているイメージで「讐」を覚えてみましょう!🧐
恨む、という意味を持つ2つが合わさっているため、とっても強い恨みを持っていることが考えられます。
その分、意味は覚えやすそうですね!😆