「嫡男」の意味と読み方とは?ヒントは「子」
嫡男って、なんと読むのかな??
「嫡男」はね、「ちゃくなん」と読むんだよ。
嫡男の意味
嫡出の長男。あととり。嫡子。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
嫡男はここに注意
嫡出というのは「正式に婚姻している夫婦間に生まれること」をさします。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
「嫡」を覚えればカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「嫡男」の意味は、夫婦間に生まれた長男のことなんだね。
そうなんだ!じゃあ「嫡」っていうのは夫婦とか、そういった意味があるのかな?
下で説明するよ!
「嫡男」の「嫡」は他に「てき・よつぎ」とも読みます。意味は、
- 正妻。「嫡室」など
- 正妻の産んだ跡継ぎのこと。「嫡子」など
- 直系の血筋。「嫡流」など
となっています。こちらの漢字には正妻、という意味があるのですね🧐
「男」は他に「だん・おとこ・おのこ」とも読みますよね。意味は、
- 男性。「男子」など
- むすこ。「長男」など
- 五等爵の第五位。「男爵」
となっています。
正妻の生んだ男の子で「嫡男」と覚えましょう!
「嫡」に似た漢字で「摘」がありますが、これも「摘」以外に「ちゃく」と読むこともできます。「摘」に似ているからと惑わされずに、着実に「ちゃく」と読むようにしましょう。また、こちらの漢字は一番中心的に向き合うべき女性として、「嫡」が成り立ったそうです。「女」がついている方が妻をあらわしている、と覚えておきましょう!
「男」は良く見る漢字ではありますが、成り立ちまでは知られていないかも知れません。調べたところ複数ありましたが、田んぼを力強い腕でたがやすというところから「男」を意味する漢字が成り立ったようですよ💪「田」も「力」も使われているので、覚えやすいのではないでしょうか?
「嫡男」は跡取りであり長男という説明を上に書きましたが、厳密にいえば仮に側室が長男を生んでも、正妻が生んだ次男が嫡男となることもあります。
「嫡」の方を覚えれば大丈夫だね。
この言葉、どう使う?
- 彼があの家の嫡男だそうだ。
- 嫡男だからと、他の子らよりも厳しく育てられた。
- あいつは嫡男なのをいいことに、わがままばかり言っている!
「嫡男」の類語
跡取り、という意味の言葉が似ていますね。
- 跡継ぎ・・・家督や学問、芸を引き継ぐこと。
- 嗣子・・・家を継ぐべき子、あととりのこと。
- 正室・・・身分の高い人の正妻。
「嫡男」の対義語
「嫡男」は夫婦間の長男、跡取りということなのに対して、こちらはそれ以外の子になります。
- 庶子・・・妾の産んだ子ども。嫡子以外の実子。
覚えられるかな・・・?
焦らないで大丈夫。着実に「嫡」を覚えよう!
まとめ
「嫡男」は本妻との間に生まれた長男、ということなんですね。
正妻の生んだ男の子と覚えましょう!
「嫡」は一番中心的に向き合うべき女性として、「嫡」が成り立ったそうですね。「女」がついている方が妻をあらわしているイメージで覚えておきましょう!
「男」はの成り立ちは調べたところ複数ありましたが、田んぼを力強い腕でたがやすというところから「男」を意味する漢字が成り立ったようです。💪「田」も「力」も使われているので、覚えやすいですね。
「嫡男」は跡取りであり長男という説明を書きましたが、仮に側室が長男を生んでも、正妻が生んだ次男が嫡男となることもあるようです。🤔
なかなか聞かない言葉だとは思いますが、「嫡」の漢字は覚えておきたいですね!😀