「縹色」の意味と読み方とは?ヒントは「薄い藍」
縹色って、なんと読むのかな??
「縹色」はね、「はなだいろ」と読むんだよ。
縹色の意味
薄い藍 (あい) 色。浅葱 (あさぎ) と藍の中間くらいの色。花色。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
縹色はここに注意
「縹」を読むことが少々難しいです、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
漢字自体はそこまで難しく無いため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「縹色」の意味は、薄い藍色のことなんだね。
どのくらいの色なんだろう・・・?
浅葱 と藍の中間くらいの色みたいなんだけど・・・、下に画像を貼った方が良さそうだね!
「縹色」の「縹」は他に「ひょう・はなだいろ」とも読みます。意味は、
- 薄い藍色。はなだ色の絹。「縹帙」
- 遠い。「縹渺」
となっています。色の他に、遠いという意味も持ち合わせているようです!
「色」は他に「しき・しょく」とも読みますよね。意味は、
- いろ。「配色」など
- 顔の様子。「顔色」など
- ようす。「出色」など
- 男女間の欲。「色情」など
- 仏語で、形あるすべてのもの。「色即是空」など
となっています。
薄い藍色の絹をイメージして、「縹色」と覚えておきましょう!
「花色」とも言い、「花田色」と書くこともあるみたいです。こちらの書き方も覚えておくと、ぐっと読みやすくなりますね!🤔
「縹」は「糸」に「票」となっていますね。
「票」は選挙などに使うための紙をイメージされるかと思いますが、他に揺れる。また、火の粉が飛ぶさまの意味も持っています。
選挙などにもちいる札を、絹糸を薄い藍色に染めたもので作成するイメージで「縹」と覚えてみましょう!
使われている「票」を覚えておくには、やはり選挙と関連付けておくことが一番楽そうですからね。🧐
そのまま、「ひょう」と読むこともできます!
「色」は表情を意味して成り立った、と言われていますよ。😆
縹色にも、いろいろ種類はあるみたいだけど・・・!
この言葉、どう使う?
- 深い縹色が使われているようだ。
- 制服には、縹色が使われた。
- 縹色の袴をはいているようだ。
「縹色」の類語・・・?
縹色に似ている色を並べます。
- 紺碧・・・黒みがある紺色。
- 浅葱・・・緑がかった薄い藍色。
- 花色・・・薄い藍色。
色って、知らない名前がたくさんあるなぁ。
そうなんだ。細かく言ったら、きりが無さそうだね。
まとめ
「縹色」は薄い藍色のことなんですね。
古くからある藍染めの色名で、同じ系統には深縹、中縹、次縹、浅縹の4種類があるようです。
濃さによっても名前が変わっていくようなので、本当に色は難しいですね・・・!😅
薄い藍色の絹をイメージして覚えておきましょう!
「縹」の「票」は選挙などに使うための紙をイメージされるかと思います。
絹糸を薄い藍色に染めたもので、選挙などにもちいる札を作成するイメージで覚えてみましょう!
「票」が使われていることを覚えておけば、漢字自体は問題ないはずです!🧐