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「喝火」の意味と読み方とは?ヒントは「用心」

2023年9月29日

ナヤミィ

喝火って、なんと読むのかな??

フクロウ

「喝火」はね、「かっこ」と読むんだよ。

喝火かっこの意味

禅寺ぜんでらで、就寝しゅうしん前に火の用心を呼びかけること。また、その役目の僧。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

喝火かっこはここに注意

「火」の読み方に注意しましょう。

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み方が難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「喝火かっこ」の意味は、禅寺ぜんでらで、就寝しゅうしんりょうを回って、火の用心を呼びかけることなんだね。

ナヤミィ

いや~、最初はこれ読めなかったよ。難しいね!

フクロウ

そうだよね。でも、見てみたらすぐ覚えられるよ!


喝火かっこ」の「かつ」は他に「しかる・おどす」とも読みます。意味は、

  • おどす。「恐喝きょうかつ」など
  • 声をかける。「喝采かっさい」など
  • 大声をだす。どなる。一喝いっかつ」など

となっています。「かつ」ではなく「かっ」となっています。

」は他に「か・ひ・ほ」とも読みますよね。意味は、

  • ひ。ほのお。「火炎」など
  • もえる。「火事」など
  • いそぐ。「火急かきゅう
  • 火をつかう。「火食かしょく」など

となっています。普段は「ほのお」として使うことが多いのではないでしょうか。

火に気をつけるように、声をあげて呼びかけるイメージで「喝火かっこと覚えましょう!

かつ」は口を使うので、「くちへん」が付いていますね。他には、日と匂がたてに並んでいるだけです。カンタンな漢字の集まりなので、覚えやすいのではないでしょうか😁

ちなみに、「かつ」と聞くと「かつを入れる」を連想してしまうかも知れませんが、これとは意味が違うので間違えないようにしましょう。

」はそのまま、燃えている火を意味してこの漢字が成り立ちました。

」の読み方ですが、「」のことをなかなか「」と読むことは無いように思えます。が、実は身近なところにも使われているものがあります。それは火燵こたつです。暖房具ですね。入ったらなかなか抜け出せません・・・!😂

かっ」は「喝采かっさい」と同じ読み方、「」は「火燵こたつ」と同じ読み方をする、と覚えておきましょう。

フクロウ

火燵こたつでゆっくり、あたたまりたいね。

喝火の覚え方イメージ
コタツも良いですが、火事には気をつけてください!

喝火かっこ」の類語

火にご注意を!という意味ですね。

  • 火の用心・・・火事をださないように、火に注意すること。

同じ読み方の熟語👀

  • 確固かっこ・・・確かなこと。
  • 各戸かっこ・・・それぞれの家のこと。
  • 括弧かっこ・・・文などをかこい、他の部分とわける記号。
  • 各個かっこ・・・ひとつひとつ。
  • 羯鼓かっこ・・・雅楽に使う打楽器のひとつ。
ナヤミィ

あらためて感じたんだけど、知らない言葉って、たくさんあるんだね・・・!

フクロウ

そうだね。全部覚えるのは無理なことだろうけど、見たことがあるものは覚えておきたいな。

まとめ

喝火かっこ」は禅寺ぜんでらで、就寝しゅうしん前にりょうを回り火の用心を呼びかけることなんですね。

喝火かっこ」と言われても、なかなかピンとくる方はいなかったかも知れないですね。

使うことも無さそうではありますが、それぞれの意味を見た感じだとすんなり覚えられると思います。この機会に、覚えてみてはいかがでしょうか?


こちらはいかがでしょうか?

火に注意!ということで、「火の用心」と書かれたグッズを紹介します。

うちわです。まあうちわで大きい火が消せることはありませんが・・・、網入りなので丈夫で長持ちです😆

似たようなもの、小さい時に見たことがあるかも知れませんね。

日本語入りのTシャツとかも一部で流行はやっていますし、これも海外へのお土産みやげとしてオススメですね!

フクロウ
フクロウ

祖父母そふぼの家とかで、似たのを見たことがあるかもしれないね。


二文字

Posted by 管理人