「喝火」の意味と読み方とは?ヒントは「用心」
喝火って、なんと読むのかな??
「喝火」はね、「かっこ」と読むんだよ。
喝火の意味
禅寺で、就寝前に火の用心を呼びかけること。また、その役目の僧。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
喝火はここに注意
「火」の読み方に注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み方が難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「喝火」の意味は、禅寺で、就寝前に寮を回って、火の用心を呼びかけることなんだね。
いや~、最初はこれ読めなかったよ。難しいね!
そうだよね。でも、見てみたらすぐ覚えられるよ!
「喝火」の「喝」は他に「喝る・喝す」とも読みます。意味は、
- おどす。「恐喝」など
- 声をかける。「喝采」など
- 大声をだす。どなる。「一喝」など
となっています。「かつ」ではなく「かっ」となっています。
「火」は他に「か・ひ・ほ」とも読みますよね。意味は、
- ひ。ほのお。「火炎」など
- もえる。「火事」など
- いそぐ。「火急」
- 火をつかう。「火食」など
となっています。普段は「ほのお」として使うことが多いのではないでしょうか。
火に気をつけるように、声をあげて呼びかけるイメージで「喝火」と覚えましょう!
「喝」は口を使うので、「くちへん」が付いていますね。他には、日と匂が縦に並んでいるだけです。カンタンな漢字の集まりなので、覚えやすいのではないでしょうか😁
ちなみに、「喝」と聞くと「活を入れる」を連想してしまうかも知れませんが、これとは意味が違うので間違えないようにしましょう。
「火」はそのまま、燃えている火を意味してこの漢字が成り立ちました。
「火」の読み方ですが、「火」のことをなかなか「火」と読むことは無いように思えます。が、実は身近なところにも使われているものがあります。それは「火燵」です。暖房具ですね。入ったらなかなか抜け出せません・・・!😂
「喝」は「喝采」と同じ読み方、「火」は「火燵」と同じ読み方をする、と覚えておきましょう。
火燵でゆっくり、あたたまりたいね。
「喝火」の類語
火にご注意を!という意味ですね。
- 火の用心・・・火事をださないように、火に注意すること。
同じ読み方の熟語👀
- 確固・・・確かなこと。
- 各戸・・・それぞれの家のこと。
- 括弧・・・文などを囲い、他の部分とわける記号。
- 各個・・・ひとつひとつ。
- 羯鼓・・・雅楽に使う打楽器のひとつ。
あらためて感じたんだけど、知らない言葉って、たくさんあるんだね・・・!
そうだね。全部覚えるのは無理なことだろうけど、見たことがあるものは覚えておきたいな。
まとめ
「喝火」は禅寺で、就寝前に寮を回り火の用心を呼びかけることなんですね。
「喝火」と言われても、なかなかピンとくる方はいなかったかも知れないですね。
使うことも無さそうではありますが、それぞれの意味を見た感じだとすんなり覚えられると思います。この機会に、覚えてみてはいかがでしょうか?
こちらはいかがでしょうか?
火に注意!ということで、「火の用心」と書かれたグッズを紹介します。
うちわです。まあうちわで大きい火が消せることはありませんが・・・、網入りなので丈夫で長持ちです😆
似たようなもの、小さい時に見たことがあるかも知れませんね。
日本語入りのTシャツとかも一部で流行っていますし、これも海外へのお土産としてオススメですね!
祖父母の家とかで、似たのを見たことがあるかもしれないね。