「硯海」の意味と読み方とは?ヒントは「たまる」
硯海って、なんと読むのかな??
「硯海」はね、「けんかい」と読むんだよ。
硯海の意味
硯 (すずり) の墨汁をためておく部分。硯池。墨池。すずりのうみ。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
硯海はここに注意
すずりは習字でも使うため、物自体はご存じかと思いますが、音読みではあまり覚えていないかも知れません。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはとってもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「硯海」の意味は、硯の墨汁をためておく部分のことなんだね。
習字の授業で使ったアレかぁ!
人によっては、懐かしいものだよね。
「硯海」の「硯」は他に「げん・すずり」とも読みます。意味は、
- 墨をする道具。すずりのこと。「硯材」など
となっています。くぼんでいる所に、墨がたまりますよね。
「海」は他に「うみ」とも読みますよね。意味は、
- うみ。「海洋」など
- うみと同じように、大きくて広い。たくさん集まっているところ。「雲海」など
- 海のような寛容な心があるさま。「海容」など
となっています。今回は、広くはありませんが海と同じように液体がたまるところですね。
硯の墨汁をためておく部分、ここにまるで海のようにたまった墨汁をイメージして「硯海」と覚えてみましょう!🧐
「硯」は「石」と「見」になっていますね。どうやら、ここでの「見」は「研」に通じて研く意味を持ち、そこから石で研く、つまり墨をする「硯」が成り立ったと言われています。
「海」の漢字はとてもカンタンですが、これは「さんずい」と「毎」が並んでいますよね?
この「毎」の部首は「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われているのは、とても覚えやすいとは思いませんか?😁
確かに、墨汁がたまるところは海にも湖にもみえるよね!
この言葉、どう使う?
- 硯海に墨がたくさんたまっている。使いすぎかも・・・?
- 硯海に不純物が混じっている。
- 硯海から筆へ移った墨が、ぽたぽたとたれ落ちている。
「硯海」の類語
硯の墨汁をためる部分、という意味の言葉が似ていますね。
- 硯池・・・硯海と同じ。
- 墨池・・・硯で、墨汁などをためるくぼんだ部分。
- 硯の海・・・硯の墨汁をためておく、くぼんだ部分。
同じ読み方の熟語👀
- 見解・・・物事に対する考え方。
- 県会・・・県議会の略。
- 顕晦・・・現れること、隠れること。
- 狷介・・・頑固で他人に心を開かないこと。
残っちゃうと、もったいない気がしちゃうよね。
書くためには必要だからね、海を切らさないようにした方が良いかも知れないよ。
まとめ
「硯海」は、硯の墨汁をためておく部分のことなんですね。
海のように、くぼみにたまった墨汁をイメージして覚えてみましょう!
「硯」の「見」は「研」に通じて研く意味を持ったため、墨をする「硯」が成り立ったみたいですね。
「海」の「毎」の部首は「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われていると覚えてみましょう。😆
しばらく習字はしていないので、なんだか懐かしくなります・・・。
こちらはいかがでしょうか?
こちらの硯ならお安いため、予備に使うのに向いていますね。
子どもはよく物を無くしますし、今まで使用していた物が無くなってしまったら、一時的にこちらを使うのも良いのではないでしょうか。🤔
軽い方が、持ち運ぶにも楽だよね。