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「正鵠」の意味と読み方とは?ヒントは「中心」

2024年7月4日

ナヤミィ

正鵠って、なんと読むのかな??

フクロウ

「正鵠」はね、「せいこく」と読むんだよ。

正鵠せいこくの意味

《慣用読みで「せいこう」とも》

 弓の的の中心にある黒点。

 物事の急所・要点。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

正鵠せいこくはここに注意

使われている「告」の書き方に、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

簡単なパーツだけで書くことが出来ますが、書き方を間違える可能性があるため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「正鵠せいこく」の意味は、的の中心であり、物事の大事な所のことなんだね。

ナヤミィ

こく」は鳥が入っているけれど、いったいどんな鳥なのかな?

フクロウ

弓の的の中心の色は白みたい。そこから考えられる鳥は・・・。


正鵠せいこく」の「せい」は他に「しょう・ただしい・まさ」とも読みますよね。意味は、

  • 正しい。間違いがない。「正解せいかい」など
  • 正しくする。「修正しゅうせい」など
  • ちょうど。まさに。正午しょうご」など
  • 本来のもの。「正統せいとう」など
  • 長。「里正りせい」など
  • プラスの数。「正数せいすう」など

となっています。正しいということもそうですが、今まさに、などの意味もありますよね。

こく」は他に「こう・くぐい・まと・しろい」とも読みます。意味は、

  • 鳥の名前。ハクチョウ。「鴻鵠こうこく
  • 弓の的の中心。「正鵠せいこく
  • 白い。
  • 大きい。

となっています。「くぐい」というのは、ハクチョウの古称のようです。

ハクチョウのように白い弓の的の中心、そこに丁度まっすぐ放たれた矢が当たるイメージで「正鵠せいこくと覚えてはいかがでしょうか?🧐

ちなみに、弓の的の中心は白だけでは無いようです・・・!

今回は、あくまでイメージとして白としておきましょう。

せい」は、線を5本引くだけのカンタンな漢字となっています。

おう」を入れて、隙間すきまを埋めてみたくなりますね。

こく」は「告」と、部首である「鳥」になっています。

ここで使われている「告」は旧字の方となっています、だから違和感があるんですね。🤔

弓の的の中心のように白いハクチョウ、そのハクチョウの黄色いクチバシからげられるとして「こくを覚えてみましょう。

何をげるか、ですって?

きっと、当てるべき所を教えてくれているのだと思います。🤗

フクロウ

やはりど真ん中に刺さる方が、評価が良いのかな。

正鵠の覚え方イメージ
誰かがげている声が・・・、もしかして白鳥でしょうか?

この言葉、どう使う?

  • 生徒の指摘は、正鵠せいこくを得たものだった。
  • 今なら分かる。先生が言っていたことは、やっぱり正鵠せいこくていたんだ。
  • 彼は全て正鵠せいこくを射抜いていた。

正鵠せいこく」の類語

物事の要点、という意味の言葉が似ていますね。

  • 肯綮こうけい・・・物ごとの要の部分。
  • 要旨ようし・・・内容の大事な点。
  • 核心かくしん・・・物事の中心となる部分。

同じ読み方の熟語👀

  • 靖国せいこく・・・安らかに国を治めること。
  • 精穀せいこく・・・穀物を精米すること。

正鵠せいこく」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 不失正鵠ふしつせいこく・・・的、つまり要点を正確にとらえてはずさないこと。
  • 正鵠せいこくる・・・物事の要点を正確につくこと。
  • 正鵠せいこくる・・・上のものと同じ。
ナヤミィ

真ん中に当てる必要があるのか・・・。

フクロウ

要点は、その物事の中心と言ってもいいだろうからね。

まとめ

正鵠せいこく」は的の中心であり、物事の大事な所のことなんですね。

ハクチョウのように白い弓の的に、丁度矢が当たるイメージで覚えてみましょう!

こく」で使われている「告」は旧字の方となっています、少しだけ違うので注意です。👀

部首は「鳥」の方になっていますよ。

弓の的の中心のように白いハクチョウ、その黄色いクチバシからげられるとして「こく」を覚えてみましょう。

ちなみに、ハクチョウ属には黒いコクチョウという鳥も存在するようですよ。🧐

二文字

Posted by 管理人