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「甄別」の意味と読み方とは?ヒントは「分ける」

2024年6月3日

ナヤミィ

甄別って、なんと読むのかな??

フクロウ

「甄別」はね、「けんべつ」と読むんだよ。

甄別けんべつの意味

[名](スル)はっきりと見分けること。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

甄別けんべつはここに注意

けん」は1級となっています。パーツで分けるとカンタンに見えますが、書き慣れていない方が多いと思うので注意しておきましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

書くこと自体はそこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「甄別けんべつ」の意味は、ハッキリと見分けることなんだね。

ナヤミィ

そもそも「けん」が分からないや・・・。西の土、つまりどういうこと?

フクロウ

これは、右と左で分けるとイメージがしやすいと思う!


甄別けんべつ」の「けん」は他に「すえ・つくる・みわける」とも読みます。意味は、

  • 陶器とうき。やきもの。
  • 陶器をつくる。また、そのための道具。
  • 見分ける。区別する。「甄別けんべつなど

となっています。主に、陶器とうきのことを意味していることが分かりました!🧐

見分ける、つまり調べる必要があるため、あらためるとして「けん」と同じ音読みが出来ると覚えておきたいです。

べつ」は他に「べち・わかれる・ける・わかつ」とも読みますよね。意味は、

  • わかれる。一緒にいたものと離れる。「袂別べいべつ」など
  • わける。違い。性別せいべつ」など
  • 違う。ほかの。「別途べっと」など
  • とりわけ。特に他と違う。「格別かくべつ」など

となっています。違いがあるためわける、または離れていくという意味がありますよね。

どちらにも似たような意味で、違いを分ける、区別するという意味があるため、丁寧ていねいに見てハッキリと区別するイメージで「甄別けんべつと覚えてみましょう!👀

けん」は「いん」に、部首である「」となっています。

」は、素焼きの土器などを意味しているとのこと。

そして、いん」には土でふさぐ、という意味があるようです。

そこから、かわらや土器を作るさいに、足りない部分を見分け、丁寧ていねいに土でふさいでいくイメージで「けんと覚えてみてはいかがでしょうか?🧐

あくまでイメージですが、ここで使用している土は、きっと西で取れる土ですね。

西の土で、かわらを作りましょう!

べつ」は、部首である「りっとう」が使われています。

「りっとう」は、刃物などに関する字に主に使われていますよね。

左側は、どうやら頭部と人の骨の象形となっているようす・・・。

この骨から、りっとうを使い、切り分けるイメージで「べつと覚えておきましょう!

フクロウ

けん」は何に対し、何をおこなっているのか。それからイメージをしてみよう!

甄別の覚え方イメージ
区別して、ハッキリと分けましょう!

この言葉、どう使う?

  • 使えそうな情報のみを甄別けんべつする。
  • 楽なルートを、ただちに甄別けんべつしておくこと。
  • 頭脳を甄別けんべつするのにもっとも有用な方法は、いったい何があるのだろうか。

甄別けんべつ」の類語

ハッキリと見分ける、という意味の言葉が似ていますね。

  • 識別しきべつ・・・種類や性質などを見分けること。
  • 鑑別かんべつ・・・よく調べ上げ、種類や質のよしあしなどを見分けること。
  • 弁別べんべつ・・・違いをはっきりと見分けること。

同じ読み方の熟語👀

  • 県別けんべつ・・・各県ごとに分けていること。
  • 軒別けんべつ・・・家ごと。
ナヤミィ

確かに、土器を作る時は、とっても注意が必要そう・・・。

フクロウ

土でふさぐ必要のある部分を、はっきりと見分ける精神力が必要なんじゃないかな。

まとめ

甄別けんべつ」は、はっきりと見分けるということなんですね。

どちらにも違いを分ける、といった意味があるため、丁寧ていねいに見てハッキリと区別するイメージで覚えておきましょう!👀

けん」は「いん」に、部首の「」となっていましたね。

」は素焼きの土器など。そして、「いん」には土でふさぐ、という意味があることが分かりました。

そこから、かわらや土器を作る時に足りない部分を見分け、西で取れた土を使い、丁寧ていねいふさいでいくイメージで覚えて見ましょう。🧐

べつ」の部首の「りっとう」は、刃物などに関する字に主に使われるとのこと。

左側は、頭部と人の骨の象形となっているみたいですね。

この骨から、りっとうを使い、切り分けるイメージで覚えておきましょう!

二文字

Posted by 管理人