サンプル

「桎梏」の意味と読み方とは?ヒントは「制限」

2023年12月12日

ナヤミィ

桎梏って、なんと読むのかな??

フクロウ

「桎梏」はね、「しっこく」と読むんだよ。

桎梏しっこくの意味

《「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意》人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。「因襲の―から逃れられない」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

桎梏しっこくはここに注意

使われているパーツ自体はそこまで難しくありませんが、どちらも1級のため注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きがそこまで難しくは無いため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「桎梏しっこく」の意味は、行動を厳しく制限するものなんだね。

ナヤミィ

手かせ、足かせがあるなら、確かに遠くまで行けないもんね・・・。

フクロウ

そう、束縛そくばくされてしまっているみたいなんだ。


桎梏しっこく」の「しつ」は他に「あしかせ」とも読みます。意味は、

  • あしかせ。(罪人の足にはめて、行動を制限する物)「桎梏しっこく

となっています。こちらは、足にはめる物です。

こく」は他に「てかせ・しばる・みだす」とも読みます。意味は、

  • てかせ。(罪人の手にはめて、行動を制限する物)梏械こくかい」など
  • しばる。つなぐ。
  • みだす。

となっています。こちらは、手にはめる物です。

手足にかせをはめて身動きがとりにくくなっているように、漆黒しっこくの室内で、自由をうばい行動を厳しく制限することをイメージして「桎梏しっこくと覚えてはいかがでしょうか?🧐

しつ」は「木」に「」となっています。「」は行きわたる、この上ないという意味がありますよね。

広範囲に行きわたらせるには、やはり足で歩いていく必要がありそうです。つまり足がイメージできます。

そこから、その足に木で作られたかせをはめて、行動を制限しているイメージで「しつを覚えてみてはいかがでしょうか?

こく」は「木」に、「こく」の旧字となっています。「こく」はげる、うったえるという意味がありますよね。

それには口が必要、口頭こうとうで無くても、手で書く必要がありますよね。つまり体の上の方がイメージできます。

そこから、余計な事を知らせに行かせないために、木で作られたかせを手にはめて上半身の動きを制限しているイメージで「こくを覚えてみてはいかがでしょうか?

フクロウ

何で手足を拘束こうそくしているのか、イメージしてみよう!

桎梏の覚え方イメージ
こんな重そうなかせを付けられたら、自由には動けませんね。

この言葉、どう使う?

  • 桎梏しっこくから抜け出すすべはあるのだろうか。
  • 桎梏しっこくから逃れるためなら、なりふり構ってはいられなかった。
  • 自分の家が桎梏しっこくと感じるなど、昔では考えられなかった。

桎梏しっこく」の類語

行動を制限される、という意味の言葉が似ていますね。

  • 制約せいやく・・・条件をつけて、行動などをおさえつけること。
  • 牽制けんせい・・・相手の注意を自分に向けて、自由にさせないこと。
  • 羈絆きはん・・・足手まといになるような、身のまわりのこと。

桎梏しっこく」の対義語

桎梏しっこく」は行動を制限されるもののことなのに対して、こちらはこの制限から解放されることになります。

  • 解放かいほう・・・行動を制限しているものから、自由になること。

同じ読み方の熟語👀

  • 漆黒しっこく・・・黒うるしをったように、黒くつやがある色のこと。
ナヤミィ

僕も、知らないうちに何かに束縛そくばくされていることがあるのかなぁ・・・?

フクロウ

解放されたら、とても清々すがすがしいだろうね!

まとめ

桎梏しっこく」は、行動を厳しく制限する物のことなんですね。

漆黒しっこくの部屋で、自由をうばい行動を厳しく制限されているイメージで覚えてみましょう。😅

しつ」の「」は行きわたる、この上ないという意味があります。

広範囲に行きわたらせるために、足で歩いていく。

そこから、足に木で作られたかせをはめて、行動を制限しているイメージで覚えてみましょう!

こく」の「こく」は旧字となっています。

こく」はげるという意味がありますが、それには口が必要、それか手で書く必要があります。そこから体の上の方がイメージできます。

余計な事を知らせないために、木で作られたかせを手にはめて、上半身の動きを制限しているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?

手足どちらも制限されている、となると自由がかなりうばわれてしまいますね・・・。😥

二文字

Posted by 管理人