「戌亥」の意味と読み方とは?ヒントは「方角」
戌亥って、なんと読むのかな??
「戌亥」はね、「いぬい」と読むんだよ。
戌亥の意味
戌 (いぬ) と亥 (い) との中間の方角。北西。また、北西から吹く風。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
戌亥はここに注意
どちらも十二支にいますが、あまり書くことは無いため注意して覚えましょう。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがそこまで難しく無いため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「戌亥」の意味は、北西であり、そこから吹く風のことなんだね。
戌と亥って、何番目なんだっけ?
11番目と12番目だね、だから北西なんだと思うよ。
「戌亥」の「戌」は他に「じゅつ」とも読みます。意味は、
- 十二支の11番目、犬のこと。方位では西北西、時間では午後8時頃。「戊戌」など
となっています。似ている漢字に「戍」と「戊」がありますが、異なる漢字となっているため、要注意です!
「亥」は他に「がい」とも読みます。意味は、
- 十二支の12番目、イノシシのこと。方位では北北西、時間では午後10時頃。「辛亥」など
となっています。こちらは動物のイノシシのことも意味していますね。
方位だと「戌」は西北西、「亥」は北北西とのこと。その間なので、大体北西ですよね。その辺りから風が吹いているイメージで「戌亥」と覚えてみましょう!
「戌」と「亥」の鼻息が風として吹いてくるイメージも、面白そうですね!🤗
「戌」は「戊」に「一」が入っています。「一」は斜めにしても、書き忘れてもいけません。違う漢字になってしまいます!😅
「亥」は、どうやらイノシシの象形からこの漢字となったそうです。🧐「時刻」などの「刻」にも、使われています。
単体で覚えるよりも、すでにならっている漢字からパーツを分ける方が覚えやすいかも知れませんね。
どういった風が吹いているのか、イメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- 戌亥の空に、たまに流れ星が見えるんだ。
- 戌亥を目指しているのに、自分の今向いている方角が分からなくなってしまった。
- 戌亥からの風がとても強く吹いている。
同じ読み方の熟語👀
- 犬居・・・犬が座っている姿勢。人がしりもちをついたり、両手を地面について座っているようすを言う。
「戌亥」の熟語・ことわざ・慣用句
- 戌亥子丑寅・・・犬に追われたりしたときに、帰らせるために言う呪文。「いぬいね」が「犬去ね」にかかっているとのこと。
- 戌亥の夕立と伯母御の牡丹餅は来ぬためし無し・・・北西で降り始めた雨が夕立となりやってくることを、伯母が姪っ子などをかわいがることと対にして言ったもの。
戌亥子丑寅っていうの、なんだか面白いね!
僕も犬に追いかけられたことがあるから、覚えておけばよかったかな・・・?
まとめ
「戌亥」は北西であり、そこから吹く風のことなんですね。
方位の北西から、「戌」と「亥」の鼻息が風として吹いているイメージで覚えてみましょう!
「戌」の「一」は斜めにしても、書き忘れてもいけませんので注意しましょう。
「亥」は、イノシシの象形からなったそうですね。単体で覚えるよりも、「刻」などすでにならっている漢字からパーツを分ける方が覚えやすそうです。
どちらも怒ったら恐そうです、強めな鼻息(風)が北西から吹くのかも知れませんね。🧐
こちらはいかがでしょうか?
絵本なのでページ数は少ないですが、十二支を子供と一緒に覚えるには十分な本です。
こういった物は、イラスト付きの方が大人も覚えやすいですからね。🤗
十二支は、元旦に神さまの元に行った順番みたいだね。