「嵌合」の意味と読み方とは?ヒントは「軸と穴」
嵌合って、なんと読むのかな??
「嵌合」はね、「かんごう」と読むんだよ。
嵌合の意味
嵌 (は) め合い
出典 デジタル大辞泉(小学館)
嵌合はここに注意
「嵌」は1級のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み方が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「嵌合」の意味は、嵌め合いのことなんだね。
つまりそれって・・・どういう意味なんだろう?
部品の棒を穴にはめ込む時の、組み合わせの関係のことみたい。どうしても寸法差は出てしまうからね。
「嵌合」の「嵌」は他に「嵌める・嵌む・嵌める・あな・ほらあな・嵌しい」とも読みます。意味は、
- はめこむ。ちりばめる。「象嵌」など
- あな。くぼみ。「嵌空」など
- けわしい。「嶄嵌」
となっています。はめこむ。くぼみ。という意味も持つため、この漢字だけでもくぼみに嵌めるイメージができますね!
「合」は他に「がっ・かっ・こう・合う」とも読みますよね。意味は、
- 合わせる。「合体」など
- あつまる。「集合」など
- 一致する。「合格」など
- 分量をあらわす単位でも使われる。
となっています。分量の単位で、割合にも使われているようです。
嵌め合いには、「すきまばめ」「しまりばめ」「中間ばめ」の3つがあります。軸と穴のサイズ差だと思ってください。🧐
穴に嵌め込む時の、組み合わせの関係性をイメージして「嵌合」と覚えてみましょう!
「嵌」は「山」と「甘」と「欠」でできていますね。「山」はけわしいので一番上に。
「欠」は欠けている、つまりくぼみがありますよね。
作りが甘いため、多くのくぼみがあるかも知れません。そこに、「甘」を嵌め込んでいくイメージで「嵌」を覚えてみましょう!
「合」は入れものとフタをあらわしていて、この入れものにフタを合わせることから「合」が成り立ちました。
まあ実際、フタを紛失してしまった時は合わないフタをのせてしまったりもしますけどね・・・。
専門用語のようなものも出てきて、ちょっと大変だね・・・!
この言葉、どう使う?
- 嵌合する部品を持ってきてください。
- 軸と穴の間に、少し隙間がある嵌合。
同じ読み方の熟語👀
- 勘合・・・よく考えて合わせること。
- 環濠・・・塀で周りをかこむこと。
今回は、意味自体が少し難しかった気がするなぁ・・・。
イメージが頭の中で、ぴたりと嵌まると良いんだけど・・・。
まとめ
「嵌合」は、嵌め合いのことなんですね。
穴に嵌め込む時の、おたがいの組み合わせの関係性をイメージして覚えてみましょう!
「すきまばめ」「しまりばめ」「中間ばめ」の3つがありますので、軸と穴のサイズ差だと覚えましょう。🧐
「嵌」の「山」はけわしいので一番上に。「欠」は欠けている、つまりくぼみがあることがイメージできます。
山の作りが甘いため、多くのくぼみがある。そこに、「甘」を嵌め込んでいくイメージで覚えてみましょう!
「合」は入れものとフタで、この入れものにフタを合わせることから成り立ったそうです。
ですが、フタを紛失してしまった時は合わないフタをのせてしまったりもしますよね・・・。😅
あまり聞かない熟語ですが、人気漫画で使われている熟語でしたので今回取り上げました!
漢字は、パーツを覚えさえすれば問題なく覚えられるのではないでしょうか。🤗