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「廻瀾」の意味と読み方とは?ヒントは「大きな波」

2024年5月21日

ナヤミィ

廻瀾って、なんと読むのかな??

フクロウ

「廻瀾」はね、「かいらん」と読むんだよ。

廻瀾かいらんの意味

くずれかかる大波。逆巻く怒濤 (どとう) 。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

廻瀾かいらんはここに注意

らん」は1級です。門の中身を書き間違える可能性があるため、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しめなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「廻瀾かいらん」の意味は、はげしいいきおで荒れくるう大波のことなんだね。

ナヤミィ

どんな感じで荒れているんだろう・・・?

フクロウ

逆巻さかまくというのは、ぶつかり合って波立ったり、うずを巻くことなんだ!


廻瀾かいらん」の「かい」は他に「え・まわす・めぐる・めぐらす」とも読みます。意味は、

  • まわる。「廻転かいてん」など
  • めぐる。「輪廻りんね」など

となっています。もっと簡単な漢字である、「回」の書きかえ字でもありますよ。

らん」は他に「なみ・なみだつ」とも読みます。意味は、

  • 大波。狂瀾きょうらん」など

となっています。「らん」ぼうな波みたいですね・・・!

大波がうずを巻きぐるぐると廻転かいてんし、手が付けられないくらい乱暴らんぼうな大波になっているイメージで「廻瀾かいらん」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐

かい」は部首である「えんにょう」に、「回」となっています。

「えんにょう」は、伸びたり進んだりすることにかかわる意味をあらわしていますよ。

そこから、道を進みつつもぐるぐると回転して、延々えんえんめぐっているイメージで「かいを覚えてみましょう!

らん」は部首である「さんずい」に、「らん」となっています。

らん」にはさえぎる、手すり、さかりになるといった意味がありますよ。

らん」は、たけなわとも読むのですが、これは「えんもたけなわ」に使われていますよね。つまり、一番盛り上がっている時ということです。

「さんずい」は水に関係している字に主に使われるため、ここから、波が一番さかん、盛り上がっている時。

つまり大波になっているイメージができあがります!🌊

らん」はもっと分けると「門」と「かん」です。「かん」は「束」の中身に2つ点をいれてあげましょう。✍️

フクロウ

大きな波が、ぐるぐるとまわるようにして荒れくるっているんだね・・・!

廻瀾の覚え方イメージ
大きな波ですね・・・!

この言葉、どう使う?

  • 廻瀾かいらんがおそいかかる。

廻瀾かいらん」の類語

荒れている大波、という意味の言葉が似ていますね。

  • 波濤はとう・・・大きな波。
  • 怒濤どとう・・・大波。また、はげしいいきおいで押し寄せることのたとえ。
  • 激浪げきろう・・・荒れている大波。何かの勢いがはげしいことのたとえにも。

同じ読み方の熟語👀

  • 回覧かいらん・・・文書などを回して読むこと。いろいろ見て回ること。
  • 乖乱かいらん・・・秩序ちつじょがみだれること。
  • 解纜かいらん・・・船が海にでること。
  • 潰爛かいらん・・・やぶれてただれること。
  • 壊乱かいらん・・・乱れること。組織がくずれてしまうこと。
  • 芥藍かいらん・・・野菜。キャベツの仲間。
  • 開灤かいらん・・・中国の炭田たんでん

廻瀾かいらん」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 回瀾かいらん既倒きとうかえす・・大波を元の方向へ押し戻す。形勢けいせいが悪かったものを、元に戻すことのたとえ。
ナヤミィ

海の上でそんな波に出会ったら、おそろしすぎるね・・・!

フクロウ

こんな乱暴らんぼうな大波には、関わりたくないなぁ。

まとめ

廻瀾かいらん」は、はげしいいきおいで荒れくるう大波のことなんですね。

大波がぐるぐると廻転かいてんし、手が付けられないくらい乱暴らんぼうになっているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐

かい」の部首の「えんにょう」は、伸びたり進んだりすることにかかわる意味をあらわしています。

道を進みつつぐるぐると回転し、延々えんえんと道をめぐっているイメージで覚えてみましょう!

らん」の「らん」にはさえぎる、手すり、さかりになるといった意味があります。

たけなわとも読むのですが、これは「えんもたけなわ」に使われていますね。一番盛り上がっている時ということになります。

部首の「さんずい」は水に関係しているため、波が一番盛り上がっている時、つまり大波になっているイメージができますね!🌊

らん」の「かん」は「束」と間違えないように、中身に2つ点をいれましょう。✍️

二文字

Posted by 管理人