「雷同」の意味と読み方とは?ヒントは「同調する」
雷同って、なんと読むのかな??
「雷同」はね、「らいどう」と読むんだよ。
雷同の意味
[名](スル)《「礼記」曲礼上から。雷の音に応じて万物が響く意》自分自身の考えをもたず、むやみに他人の説や行動に同調すること。「付和―」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
雷同はここに注意
「雷」は、あくまでイメージで覚えておきましょう。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがとってもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「雷同」の意味は、自分の考えではなく、他人の考えに合わせてしまうことなんだね。
上を見ると、雷の音が関係しているみたいだね。
そうみたい。雷の音に反応しているんだ!
「雷同」の「雷」は他に「かみなり・いかずち」とも読みますよね。意味は、
- かみなりのこと。「雷鳴」など
- うるさいもの。「蚊雷」
- 知れ渡っているもの。「雷名」
- 爆発する兵器。「魚雷」など
となっています。かみなりと言えば、確かに大きな音がしますよね!⚡
「同」は他に「とう・同じ・同に」とも読みます。意味は、
- おなじ。「同時」など
- いっしょに。「同居」など
- なかま。「同志」など
- 合わせる。「賛同」など
- その。「同氏」など
となっています。同じ仲間ですから、それは合わせますよね。🤝
まるで雷が落ちたかのように大きな声に合わせて、自分自身の意思ではなく他人の意思に合わせてしまうイメージで「雷同」と覚えてみましょう!
もしかしたら、雷のように大きい声にびっくりして、あまり考える時間もなく同調してしまったのかも知れませんね・・・!🤔
「雷」は部首である「雨」の下に、「田」となっていますね。
ここでの「田」はどうやら稲妻とゴロゴロ・・・!とした音が表現されたものとなっているようなんです。
実際、雨と雷は一緒に来るイメージが強い気がしますね。
書くときは、田んぼに落ちる雨と雷・・・と覚えておくと「電」と勘違いすることが減りそうです。🤔
「同」は、部首が「口」となっていますので忘れずに!
大きい声にびっくりして、ついその人に合わせてしまったのかも・・・?
この言葉、どう使う?
- あの時は雷同したが、今は絶対にそんなことはしない。
- 自分は雷同したことが無い、なんて本当に言い切れるかい?
- 雷同することはとても楽だよ。
「雷同」の類語
自分の意思ではなく、他人に合わせるという意味の言葉が似ていますね。
- 同調・・・他人に合わせること。調子が同じこと。
- 盲従・・・ひたすら他人の言いなりになること。
同じ読み方の熟語👀
- 礼堂・・・お寺で、本堂などの前にある礼拝のための堂。
- 来同・・・集まって一緒になること。
- 雷動・・・雷がひびくように、騒ぐこと。
「雷同」の熟語・ことわざ・慣用句
- 付和雷同・・・自分の意思がなく、簡単に他の人に合わせてしまうこと。
決めるなら自分の意思で決めたいけどねぇ・・・。
びっくりすると、思考が停止する時もあるからね。そのせいで合わせてしまっているのかも知れないよ。
まとめ
「雷同」は自分の考えではなく、他人の考えに合わせてしまうことなんですね。
雷が落ちたかのような大きな声に合わせて、自分の意思ではなく他人の意思に合わせてしまうイメージで覚えてみましょう!
雷のような大きい声にびっくりして、あまり考える時間もなく同調してしまったのかも・・・。🤔
「雷」ですが、ここでの「田」はどうやら稲妻とゴロゴロ・・・!とした音が表現されたものとなっているようです。
実際、雨と雷は一緒に来るイメージが強いですよね!
田んぼに落ちる雨と雷、と覚えておくと「電」と勘違いすることが減るはずです。🤔
「同」は部首が「口」となっていますので忘れずに!
自分の意思もとっても大事ですからね、いつも流されてしまう、という方は注意した方が良いかもしれません。
こちらはいかがでしょうか?
「自分の考えがない・・・」
例えば企業の面接などでは、こういった思考停止の人は不要と言われてしまうかも知れません。
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急に質問が来てびっくりしても、相手に合わせることなく自分の考えをスラスラと言えるようにしておきましょう!💪
自分と違う意見を持つ人と話すことで、別の見方がうまれるかも知れないからね。