「廻転」の意味と読み方とは?ヒントは「めぐる」
廻転って、なんと読むのかな??
「廻転」はね、「かいてん」と読むんだよ。
廻転の意味
[名](スル)
1 物が、ある軸を中心としてまわること。「―式のテーブル」「翼が―する」
2 からだを転がしたり、宙がえりしたりすること。「―レシーブ」「マット上で三―する」
3 機能を十分生かした働きをすること。存分に活動すること。「頭の―が鈍い」「人員を―させて事務をさばく」
4 物事が、動きをくり返すこと。「資金の―が早い」
5 サービス業などで、客が新しい客と入れ替わること。「客の―が悪い」
6 「回転競技」の略。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
廻転はここに注意
「回」も「廻」も意味は基本的に同じです。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「廻転」の意味は、回っている、繰り返していることなんだね。
回転でも良いんだよね、ちょっと戸惑っちゃったよ。
そうなんだけどね。ほとんど同じだから、こちらも覚えておこうよ!
「廻転」の「廻」は他に「え・廻す・廻る・廻らす」とも読みます。意味は、
- まわる。「廻転」など
- めぐる。「輪廻」など
となっています。もっと簡単な、「回」の書きかえ字でもあります。
「転」は他に「転がる・転ける・転ぶ・転る・転た・くるり」とも読みます。意味は、
- ころがす。ころがる。「回転」など
- ころぶ。「転倒」など
- 場所を変える。「栄転」など
- 変化する。「好転」など
となっています。くるくる回って、転がっているんでしょうか。
転がるように回っている。転がるように廻って繰り返している。お客さんが次々と転がってきては出ていく。
というように、転がって一回転でもしているようなイメージで「廻転」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「廻」は部首である「えんにょう」に、「回」となっています。「えんにょう」は、伸びたり進んだりすることに関わる意味をあらわしています。
そこから、道を進みつつもぐるぐると回転して、延々と巡っているイメージで「廻」を覚えてみましょう!
「転」は元々「轉」が使われており、「車」の右側は糸を巻く手をあらわしていたそうです。
まるで糸をぐるぐると巻き付けることから、車をまわすとして「転」が成り立ったと言われていますよ!
どんどん廻していこう!
この言葉、どう使う?
- なぁ、廻転がだんだん速くなっていないか?
- 廻転しながら倒れていく。
- ようやく来たと思ったら、急に廻転して元の方向へ戻って行ってしまった。
「廻転」の類語
廻る、という意味の言葉が似ていますね。
- 旋回・・・円を描くように回ること。
- 輪転・・・輪が回ること。
- 円転・・・丸く回ること。スムーズに動くこと。
同じ読み方の熟語👀
- 回天・・・おとろえた勢いを盛り返すこと。
- 開店・・・店が開くこと。店を始めること。
- 開展・・・一面に広げること。進むこと。
ぐるぐる回っているイメージをしていたら、目がまわっちゃったよ・・・。
そこまで廻ったなら、覚えることも出来たんじゃないかな?
まとめ
「廻転」は回っている、繰り返しているということなんですね。
転がるように回っている、廻って繰り返している、客が次々と転がってきては出ていくというように、転がって一回転しているようなイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「廻」の部首の「えんにょう」は、伸びたり進んだりすることに関わる意味をあらわしていますよ!
そこから、道を進みながらぐるぐると回転し、延々と巡っているイメージで覚えてみましょう!
「転」は元々「轉」で、「車」の右側は糸を巻く手をあらわしていたとのこと。
まるで糸をぐるぐると巻き付けることから、車をまわすとして成り立ったと言われています。🚗