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「廻転」の意味と読み方とは?ヒントは「めぐる」

2024年3月21日

ナヤミィ

廻転って、なんと読むのかな??

フクロウ

「廻転」はね、「かいてん」と読むんだよ。

廻転かいてんの意味

[名](スル)

 物が、ある軸を中心としてまわること。「―式のテーブル」「翼が―する」

 からだを転がしたり、宙がえりしたりすること。「―レシーブ」「マット上で三―する」

 機能を十分生かした働きをすること。存分に活動すること。「頭の―が鈍い」「人員を―させて事務をさばく」

 物事が、動きをくり返すこと。「資金の―が早い」

 サービス業などで、客が新しい客と入れ替わること。「客の―が悪い」

 「回転競技」の略。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

廻転かいてんはここに注意

「回」も「廻」も意味は基本的に同じです。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きがカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「廻転かいてん」の意味は、回っている、繰り返していることなんだね。

ナヤミィ

回転でも良いんだよね、ちょっと戸惑とまどっちゃったよ。

フクロウ

そうなんだけどね。ほとんど同じだから、こちらも覚えておこうよ!


廻転かいてん」の「かい」は他に「え・まわす・めぐる・めぐらす」とも読みます。意味は、

  • まわる。廻転かいてんなど
  • めぐる。「輪廻りんね」など

となっています。もっと簡単な、「回」の書きかえ字でもあります。

てん」は他に「ころがる・ける・まろぶ・うつる・うたた・くるり」とも読みます。意味は、

  • ころがす。ころがる。「回転」など
  • ころぶ。「転倒」など
  • 場所を変える。「栄転えいてん」など
  • 変化する。「好転」など

となっています。くるくる回って、転がっているんでしょうか。

転がるように回っている。転がるようにめぐって繰り返している。お客さんが次々と転がってきては出ていく。

というように、転がって一回転でもしているようなイメージで「廻転かいてんを覚えてみてはいかがでしょうか?🧐

かい」は部首である「えんにょう」に、「回」となっています。「えんにょう」は、伸びたり進んだりすることにかかわる意味をあらわしています。

そこから、道を進みつつもぐるぐると回転して、延々えんえんめぐっているイメージで「かいを覚えてみましょう!

てん」は元々「轉」が使われており、「車」の右側は糸を巻く手をあらわしていたそうです。

まるで糸をぐるぐると巻き付けることから、車をまわすとして「転」が成り立ったと言われていますよ!

フクロウ

どんどんまわしていこう!

廻転の覚え方イメージ
観覧車かんらんしゃまわっていますよね。

この言葉、どう使う?

  • なぁ、廻転かいてんがだんだん速くなっていないか?
  • 廻転かいてんしながら倒れていく。
  • ようやく来たと思ったら、急に廻転かいてんして元の方向へ戻って行ってしまった。

廻転かいてん」の類語

まわる、という意味の言葉が似ていますね。

  • 旋回せんかい・・・円を描くように回ること。
  • 輪転りんてん・・・輪が回ること。
  • 円転えんてん・・・丸く回ること。スムーズに動くこと。

同じ読み方の熟語👀

  • 回天かいてん・・・おとろえた勢いを盛り返すこと。
  • 開店かいてん・・・店が開くこと。店を始めること。
  • 開展かいてん・・・一面に広げること。進むこと。
ナヤミィ

ぐるぐる回っているイメージをしていたら、目がまわっちゃったよ・・・。

フクロウ

そこまでまわったなら、覚えることも出来たんじゃないかな?

まとめ

廻転かいてん」は回っている、繰り返しているということなんですね。

転がるように回っている、めぐって繰り返している、客が次々と転がってきては出ていくというように、転がって一回転しているようなイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐

かい」の部首の「えんにょう」は、伸びたり進んだりすることにかかわる意味をあらわしていますよ!

そこから、道を進みながらぐるぐると回転し、延々えんえんめぐっているイメージで覚えてみましょう!

てん」は元々「轉」で、「車」の右側は糸を巻く手をあらわしていたとのこと。

まるで糸をぐるぐると巻き付けることから、車をまわすとして成り立ったと言われています。🚗

二文字

Posted by 管理人