「馳騁」の意味と読み方とは?ヒントは「走る」
馳騁って、なんと読むのかな??
「馳騁」はね、「ちてい」と読むんだよ。
馳騁の意味
1 馬を走らせること。
2 奔走すること。また、思いのままに動きまわること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
馳騁はここに注意
どちらの漢字もあまり見かけないため、注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
あまり見ませんが、パーツで分けると書くことはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「馳騁」の意味は、馬を走らせること、また、思い通りに動き回ることなんだね。
馬が走り回っているイメージだったら、すぐ覚えられそう!
この熟語だと、走り回るのは馬だけじゃなさそうだよ。
「馳騁」の「馳」は他に「じ・馳せる」とも読みます。意味は、
- 速く走る。馬を走らせる。「馳走」など
となっています。馬は走ると速いですもんね。🐴
「騁」は他に「騁せる」とも読みます。意味は、
- 馬を走らせる。「馳騁」
- 思いをはせる。気ままにする。「騁懐」
となっています。馬が走っているようですね。🐴
どちらにも馬が走っている意味がありますが、「騁」にはそれに加えて気ままにする、という意味があります。
そこから、馬が気ままに走り回っているように、自由気ままに動き回っているイメージで「馳騁」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
読み方は少し難しいですよね・・・。
地底を馬が走っているイメージだと面白いかも知れません。ただ、ケガをしそうで怖いですね・・・!
「馳」は「馬」に「也」となっています。
ここでは「也」はヘビの象形となっているそうですので、ヘビの体のようにくねくねと背中をうねらせながら走る馬をイメージして「馳」を覚えてみましょう!🐍
「騁」は「馬」に「甹」となっています。
「甹」は「由」と「丂」で出来ていますが、これには勇気を持ちつらぬく人、義を重んじ、財産などを投げ出す人。という意味があります。
そこから、勇気を持ち、自分の信念をつらぬきとおすために思うがままに走り回る馬をイメージして「騁」を覚えてみてはいかがしょうか?🐴
どちらも、どういった馬が走っているのかをイメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- そのような場所を馳騁させずとも良いのではないでしょうか。
- 本人は馳騁していると思い込んでいるようだが、すべては我々の思い通りだ。
同じ読み方の熟語👀
- 地底・・・地下の深いところ。
- 池汀・・・池のほとり。
- 池亭・・・休んだりする場所として、池のほとりに建っている小屋のような建物のこと。
「馳騁」の熟語・ことわざ・慣用句
- 馳騁縦横・・好きなように行動すること。
馬が走っているように、だとなかなかに忙しく走り回っていそうだなぁ・・・。
思いのままに動くから、楽しくて忙しさなんて忘れてしまうかもね。
まとめ
「馳騁」は馬を走らせること、また、思い通りに動き回ることなんですね。
どちらにも馬が入っていますが、「騁」にはそれに加えて気ままにするという意味があるみたいですよ。
馬が気ままに走り回るように、自由気ままに動き回っているイメージで覚えてみましょう!
読み方は、地底を馬が走っているイメージだと面白いかも・・・?🤔
「馳」の「也」は、ここではヘビの象形となっているそうです。
ヘビの体のように、くねくねと背中をうねらせながら走る馬をイメージしてみましょう!🐍
「騁」の「甹」は「由」と「丂」でできていますね。
これには勇気を持ってつらぬく人、義を重んじて財産などを投げ出す人、という意味があるとのこと。
勇気を持って自分の信念をつらぬきとおすために、思うがままに走り回る馬をイメージしてみてはいかがしょうか。🐴
馬がイメージできれば、あとはどちらも右側の文字を覚えるだけですみますね。🤗