「槎牙」の意味と読み方とは?ヒントは「木の枝」
槎牙って、なんと読むのかな??
「槎牙」はね、「さが」と読むんだよ。
槎牙の意味
[ト・タル][文][形動タリ]木の枝がごつごつと角ばって入りくんでいるさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
槎牙はここに注意
「槎」は1級となっていますので注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「槎牙」の意味は、木の枝が角ばって入りくんでいることなんだね。
何で、牙がはいっているんだろう?
「槎」に、そのヒントがあるんだ!
「槎牙」の「槎」は他に「いかだ・槎る」とも読みます。意味は、
- いかだ。「乗槎」
- 切る。木をななめに切りおとす。「槎牙」
となっています。いかだを意味していますが、他にも木をななめに切っているようです。🤔
「牙」は他に「げ・きば・は・さいとり」とも読みます。意味は、
- きば。「爪牙」など
- 大将の旗。「牙城」など
- さいとり。仲買のこと。
となっています。良く知っているのはキバ、ですよね。実は他にも意味があることが分かりました!🤗
木の枝といっても、木をななめに切り落としたものであれば、それはおそらく牙のようにとがっているのではないでしょうか?
それに、きっと木の枝の角度それぞれには「差が」あると思います。
そこから、牙のようにとがった角度に差がある木の枝が、角ばり入り組んでしまっている様子をイメージして「槎牙」と覚えてみましょう!
「槎」は部首である「木」に、「差」となっています。
「差」は差がある、揃っていないといった意味も持っていますよね。
ななめに切ったため、木の角度に差ができている。それを使って、いかだを作っているイメージで「槎」を覚えてみてはいかがでしょうか?💪
まあ、いかだと言えば丸太を並べるイメージがあるので差があると困りそうですが・・・。😅
「牙」は、どうやらキバの上下がまじわっている象形から成り立っているそうです。🦁
ななめに切ったら、確かに牙みたいになっちゃうよね!
同じ読み方の熟語👀
- 佐賀・・・九州地方の県のひとつ。
- 嵯峨・・・京都市にある地名。
- 嵯峨・・・山などが高く、けわしいさま。
ただ切るわけじゃ無くて、ななめに切るんだね!
そうなんだ!ただ、いかだなら斜めに切らない方が良いとは思うよ。
まとめ
「槎牙」は、木の枝が角ばって入りくんでいることなんですね。
木をななめに切り落としたものであれば、牙のようにとがっていそうですよね。それに、木の枝の角度それぞれには「差が」できると思います。
牙のようにとがった角度に差がある木の枝が、入り組んでしまっているイメージで覚えてみましょう!
「槎」の「差」は差があるといった意味もありますよね。
ななめに切ったので、部首でもある「木」の角度に差がある。
それを使い、いかだを作っているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?💪
いかだと言えば、丸太を並べるイメージがありますけどね。😅
「牙」は、キバの上下がまじわっている象形から成り立っているそうですよ。