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「陰暦」の意味と読み方とは?ヒントは「昔の」

2024年5月31日

ナヤミィ

陰暦って、なんと読むのかな??

フクロウ

「陰暦」はね、「いんれき」と読むんだよ。

陰暦いんれきの意味

 「太陰暦 (たいいんれき) 」に同じ。

 「太陰太陽暦」に同じ。日本でいう旧暦はこれにあたる。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

陰暦いんれきはここに注意

歴史れきしの「歴」ではありませんので、間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「陰暦いんれき」の意味は、太陰太陽暦たいいんたいようれき。つまり、日本でいう旧暦きゅうれきのことなんだね。

ナヤミィ

昔のカレンダーだよね。でも、その太陰たいいんなんとかっていうのは・・・?

フクロウ

月の満ち欠けを基準にして作られたこよみを、季節にも合わせて作ったこよみのことだよ。


陰暦いんれき」の「いん」は他に「おん・あん・かげ・かげる・くらい・ひそか」とも読みます。意味は、

  • 日かげ。日の当たらないところ。「陰影いんえい」など
  • 山の北側。「山陰さんいん」など
  • 時間。「光陰こういん」など
  • くらい。「陰雨いんう」など
  • 気分がくらい。「陰鬱いんうつ」など
  • 表にでない。「陰謀いんぼう」など
  • 消極的。「陰性いんせい」など
  • 隠しているところ。「会陰えいん」など

となっています。日が当たらないように、くらいところ、見えにくいところというような意味も持っていますね。

れき」は他に「りゃく・こよみ」とも読みますよね。意味は、

  • こよみ。カレンダー。西暦せいれき」など
  • 天体の運行を計算する。運命。「暦数れきすう」など

となっています。月日がめぐってくるように、運命もめぐりあわせですよね。

月の満ち欠けを基準にして作られた、ということは月がくらくなる時もありますよね。

いん」には時間という意味もあるので、めぐる月日をカレンダーにする時に、月の満ち欠けでかげる日も考えたうえで作成したイメージで「陰暦いんれきを覚えてみてはいかがでしょうか?🌘

いん」は部首である「こざとへん」に、「今」と「うん」をつなげてあげましょう!

「今」にはとあるものをおおってしまうことを、「うん」にはまるで雲が上っているという象形から、雲も意味しています。

「こざとへん」はというと、段がある丘を意味しているので高い段のある丘と雲が、とあるものをおおって隠してしまっている。暗くしてしまっていると覚えてみましょう。😄

れき」は部首である「ひへん」に、「かん」と「林」になっていますね。

かん」はがけであり、人が住める岩穴の意味があります。

そして、れき」は旧字だと「林」の代わりに「れきが使われています。

れき」にはこよみ、という意味もありますが、他にも間隔かんかく均等きんとうにあいて並んでいるようすの意味があるんです。

実は「日」の上は、屋内おくないで稲がつらなっている象形のようです。

そこに「日」を足して、稲が並ぶように日の経過を順序立てることから、カレンダーを意味して「れきが成り立ったと言われていますよ。🧐

フクロウ

昔の人も、月の形が変わっていくのは気になったのかな?

陰暦の覚え方イメージ
昔使われていた異称ですね。当サイトでも、いくつか紹介している熟語がありますよ!

この言葉、どう使う?

  • 昔は陰暦いんれきをもちいていたんだよ。

陰暦いんれき」の類語

昔のカレンダー、という意味の言葉が似ていますね。

  • 旧暦きゅうれき・・・昔使われていたこよみのこと。
  • 太陰暦たいいんれき・・・月の満ち欠けを基準に作られた暦のこと。

陰暦いんれき」の対義語

陰暦いんれき」は昔の暦のことなのに対して、こちらは今使われている暦のことになります。

  • 陽暦ようれき・・・現在、世界各国で使用されている暦のこと。
  • 新暦しんれき・・・日本だと、1873年以降から採用されている暦のこと。
ナヤミィ

月をみてカレンダーを作っちゃうなんて、僕には考えつかないなぁ・・・!

フクロウ

昔は何も決まっていなかったからこそ、いろいろ考える必要があったんだろうね・・・!

まとめ

陰暦いんれき」は太陰太陽暦たいいんたいようれき。つまり、日本でいう旧暦きゅうれきのことなんですね。

月の満ち欠けを基準にしたということは、月がくらくなる時もあります。

いん」には時間という意味もあるため、月の満ち欠けでかげる日も考えたうえでカレンダーを作成したイメージで覚えておきましょう。🌘

いん」は部首の「こざとへん」に、「今」と「うん」をつなげます。

「今」にはとあるものをおおってしまうことを、「うん」にはまるで雲が上っているという象形から、雲も意味しています。

「こざとへん」は段がある丘を意味しているため、高い段のある丘と雲が、何かをおおい隠してしまっている。暗くしてしまっている、と考えておきましょう。😄

れき」は部首の「ひへん」に、「かん」と「林」です。

かん」はがけであり、人が住める岩穴の意味があるとのこと。

そして、「れき」は旧字だと「林」の代わりに「れき」が使われているんですね。

れき」にはこよみという意味もありますが、他に間隔かんかく均等きんとうにあいて並んでいるさまの意味もあります。

「日」の上は、屋内おくないで稲がつらなっている象形のようですね。

そこに「日」を足し、稲が並ぶように日の経過を順序立てていることから、こよみを意味して成り立ったみたいです。🧐

この時に使われていた月の異称には下記の物があります。

睦月むつき如月きさらぎ弥生やよい卯月うづき皐月さつき水無月みなづき文月ふみづき葉月はづき長月ながつき神無月かんなづき霜月しもつき師走しわす

どれも、何だか風情ふぜいがありますよね。


こちらはいかがでしょうか?

陰暦いんれきカレンダーという物もあるんです!

こちらの物だと、月の満ち欠けの様子がえがかれていますね。

たまに夜空を見上げることがあると思います、その時にでも月がカレンダー通りかどうか見てみるのも、面白そうです!🤗

フクロウ
フクロウ

満月の時だったら、印象に残るんだけどね。


二文字

Posted by 管理人