「貼付」の意味と読み方とは?ヒントは「○○○ふ」
この貼付って、どういう読み方なのかな??
「貼付」はね、「ちょうふ」と読むんだよ。
貼付の意味
[名](スル)《慣用読みで「てんぷ」とも》はりつけること。「封筒に切手を―する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
貼付はここに注意
読み方は、「貼り付け」ではありません。
また、例えばスマホなどでメールに画像などのファイルを一緒につけたい時には、「貼付」ではなく「添付」を使用します。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み方に注意すれば、漢字自体はカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「貼付」の意味は、貼り付けることなんだね。
これは漢字を見ただけでもどういう意味か、理解できたよ。でも、読み方を間違ってしまいそうだなぁ・・・。
じゃあ、下のような覚え方だとどうかな?
「貼付」の「貼」は他に「てん・貼る・貼ける」とも読みます。意味は、
- はりつける。「貼付」など
- 薬の包みを数える時に使う。
となっています。貼り付けるの他に、薬の包みを数える時にも使われるんですね!
「付」は他に「付ける・付える」と読みます。意味は、
- つける。「付加」など
- あたえる。「付与」など
- まかせる。「付託」など
- とどける。「送付」など
となっています。こちらは、よく使われる言葉ですね😃
何かをペタッと貼り付けるイメージで「貼付」と覚えましょう!
「貼」の文字は「貼」の他に「貼」とも読むため、読み間違えてしまうことがあるかも知れません。
「貼付」でも意味は伝わると思いますが、こちらの読み方は慣用句となっています。
「貼」は形成文字なのですが、少しややこしいためこのページでは他の覚え方を描こうと思います。
「貼付」をそれぞれ分けて、「貝」と「占」と「付」にします。
「チョウが貝に付いて、ひとり占めしている」イメージとして下に貼りますので、こちらで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「貼」は部首である「貝」に、「占」となっています。
部首の「貝」は、貨幣などに関する字に主に使われていますね。
「付」は、部首である「人」に「寸」となっています。
「寸」は右手と1本の指をあらわしているようです🤔そこから、人に手と指で何かを付けるイメージで「付」と覚えてみましょう。
文字で見るより、絵で見た方が覚えやすいと思うから下に描くよ。上手ではないけど・・・許してもらえると嬉しいな。
この言葉、どう使う?
- この書類に、ふせんを貼付しておいてほしい。
- はがきを送るために切手を貼付しておかないといけないので、忘れないようにしよう!
- 新しいラベルを貼付することにした!これで、うまく行くと良いな。
「貼付」の類語
貼る、くっつけるというような言葉が似ていますよね。
- 貼りつける・・・紙などに何かをくっつけること。(他にも意味はありますが、「貼付」と似たような使い方はこちらになります)
- くっつける・・・あるモノ同士をつける、離れないようにする。
- ペースト・・・コンピュータでコピーしたものを他の場所に貼りつけること。(他にも意味はありますが、「貼付」と似たような使い方はこちらになります)
「貼付」の対義語
「貼付」は貼り付けることなのに対して、こちらは剥がすことになります。
- 剥離・・・はがすこと。
同じ読み方の熟語👀
- 長府・・・山口県下関市東部の地名。
- 調布・・・租税の1つ、手織りの麻布。また、東京都中部の市。
「貼付」の熟語・ことわざ・慣用句
- 貼付剤・・・皮膚にはって使う製剤。
「貼」を「ちょう」って読むのを、忘れないようにしないと・・・。
間違いやすいと思うけれど、読み間違って恥をかかずに済むように、覚えておきたいね。
まとめ
「貼付」は、貼り付けることなんですね。
郵便物を送る時、「ちょう付」と書かれているのを見かけたことがあるかも知れません。(普段気にしてみていないことの方が多いのではないでしょうか、僕はこの記事を作成し始めてから気づきました😅)
分かりやすいように、あえてひらがなで書くこともアリ、なのかも知れないですね。
履歴書に写真を貼ったり、あるいはポスターを壁に貼るときにも「貼付」が使われるので、文章であらわすときにはぜひ「貼付」を使用してみましょう。
会話の中で貼ってほしいと伝えるときは、そのまま「貼っておいて~」の方が伝わりやすいですし、その方が良さそうですね・・・。