「紅涙」の意味と読み方とは?ヒントは「悲しい」
紅涙って、なんと読むのかな??
「紅涙」はね、「こうるい」と読むんだよ。
紅涙の意味
1 血の涙。悲嘆にくれて流す涙をいう。
2 女性の涙をたとえていう。「—を絞る」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
紅涙はここに注意
「紅」は、ただ赤色のことを言っているだけでは無い点に注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「紅涙」の意味は、悲しんで流す血の涙のことなんだね。
血の涙なんて、怖すぎるよ・・・!
女性の涙だからといっても、色は赤じゃないよね?
色というよりも、「紅」は女性に関することをあらわすのにも使えるからね。
「紅涙」の「紅」は他に「く・ぐ・べに・くれない・紅い・もみ」とも読みます。意味は、
- あざやかな赤。「紅葉」など
- べに。化粧用のべに。「紅粉」
- 女性のことに関する。「紅涙」など
となっています。女性に関しても使われているようです。紅一点とも言いますよね。
「涙」は他に「なみだ」とも読みますよね。意味は、
- なみだ。なみだを流す。「感涙」など
となっています。目から流れる、液体ですね。😢
「紅」は女性に関することにも使われるため、女性の涙も例えています。
それに、「紅」は赤いです。この赤を、血の色に例えましょう。
血の涙を流すのですから、気分は最悪ですよね。
とてつもなく悲しいため、ただの涙ではなく紅い血の涙を流しているイメージで「紅涙」を覚えておきましょう!
「紅」は部首である「糸」に、「工」となっています。
これだけ見ると作ることに関係していそうですが、ここでは「烘」というかがり火を意味するものと同じ意味を持つことになったそうです。
かがり火、つまり炎ですから赤いですもんね。
「涙」は部首である「さんずい」と、「戻」になっています。
「戻」には戻るという意味もありますよね。
状況にもよりますが、涙を流した後は多少スッキリとするのではないでしょうか?
泣く前は気分がめちゃくちゃでも、泣いた後はいつもの自分に戻っていると思います。
そこから、流れたら戻るものとして「涙」を覚えてみても良さそうです。
ここでの「紅」は2通りの意味を持っているみたいだね!
この言葉、どう使う?
- 彼女の紅涙が、頬を伝っている。
- 読者の紅涙を絞らせる物語も、たまには必要らしい。
- 一滴の紅涙。それだけであの子が何を想っているのか、少しは理解できた。
「紅涙」の類語
悲しみからの血の涙、という意味の言葉が似ていますね。
- 血涙・・・怒り、悲しみのために流す涙のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 柑類・・・柑橘類のこと。
「紅涙」の熟語・ことわざ・慣用句
- 紅涙を絞る・・・女性が涙を流すこと。
さすがに血の涙を流す人は、見たこと無いけどなぁ・・・。
漫画だと、血の涙を流す絵もたまにみかけるね。
まとめ
「紅涙」は、悲しんで流す血の涙のことなんですね。
とはいっても、血の涙は悲しみの涙を例えて言っています。
「紅」があるので、女性の涙も例えていますね。
「紅」は赤いので、血の色にも見えます。
悲しすぎるため、ただの涙ではなく紅い血のような涙を流しているイメージで覚えておきましょう!
「紅」は部首の「糸」に、「工」です。
ここでは「烘」という、かがり火を意味するものと同じ意味を持つことになったとのこと。
かがり火は炎なので、赤いですからね。
「涙」は部首の「さんずい」と「戻」で、「戻」は戻るという意味も持ちます。
涙を流した後は、多少スッキリとしませんか?
泣く前は気分が最悪で考えがまとまらなくても、泣いた後はいつもの自分に戻っているのではないでしょうか。
そこから、流れたら戻るものとして覚えてみても良いですよね。