「月蝕」の意味と読み方とは？ヒントは「月が暗くなる」

2024年1月18日2024年6月3日

月蝕げっしょくの意味

月が地球の本影の中に入って、月面の一部または全部が暗くなる現象。月の一部が本影に入るのを部分食、全部が入るのを皆既食という。→皆既月食

出典　デジタル大辞泉（小学館）

月蝕げっしょくはここに注意

「蝕しょく」は侵おかすだけではなく、太陽や月が欠かけることにも使えます。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

「蝕しょく」が難しめですが、テレビ番組などで聞く機会があるため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「月蝕げっしょく」の「月」は他に「つき・げつ・がつ」と読みますよね。意味は、

• 天体のひとつ。お月さま。「月光げっこう」など
• １年をわけた期間。「年月」など

となっています。空高くに見える、月のことですよね。

「蝕しょく」は他に「蝕むしばむ」とも読みます。意味は、

• むしばむ。おかす。「浸蝕しんしょく」など
• 太陽や月が欠かける。「蝕甚しょくじん」など

となっています。太陽や月が欠かけるように暗くなると、確かに蝕むしばまれていくようにも見えますよね。

上空に浮かぶ月が侵食しんしょくされ、虫食いのように一部が消えたり全部が見えなくなってしまうイメージで「月蝕げっしょく」と覚えておきましょう！

「月」は、月が欠かけた象形から成り立ったそうです。確かに、漢字は丸くありませんよね。🌙

「蝕しょく」は「食しょく」に、「虫」となっています。ちなみに、部首は「虫」の方になっているようです。

「虫」が「食しょく」す・・・、つまり虫食むしくいによって侵おかされているイメージができますね。

虫食いによって黒くなったり無くなる部分が出てくるように、太陽や月の一部が虫食いのように見えなくなってしまうイメージで「蝕しょく」を覚えてみてはいかがでしょうか？🌞🌕

「食」とはいっても、いつもの物とは書き方が違っていますので虫食いと同じく注意が必要ですね！

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この言葉、どう使う？

• 僕が月蝕げっしょくを見るのは、実は今日が初めてなんだ。
• わざわざ、なかなか見れない月蝕げっしょくの日を選んだんだ。何か理由があったんだろう？
• しばらくの間、私たちはそろって月蝕げっしょくを見ていた。

「月蝕げっしょく」の対義語

「月蝕げっしょく」は月が暗くなることなのに対して、こちらは太陽が月に隠れることになります。

• 日蝕にっしょく・・・地球から見て、太陽が月に隠れること。

同じ読み方の熟語👀

• 月色げっしょく・・・月の光のこと。
• 月食げっしょく・・・月蝕げっしょくと同じ。

「月蝕げっしょく」の熟語・ことわざ・慣用句

• 皆既月蝕かいきげっしょく・・・月全体が地球の本影ほんえいに入ること。全然見えなくなる、ということは少ない。
• 半影月蝕はんえいげっしょく・・・月が地球の半影に入り、月の一部か全部が少しだけ暗くなること。
• 部分月蝕ぶぶんげっしょく・・・月が地球の本影に入り、月の一部が暗くなること。

まとめ

「月蝕げっしょく」は、月の一部か全部が暗くなる現象のことなんですね。

「月蝕げっしょく」を見るために、夜に外出した経験がある方は多いのではありませんか？😉

月が侵食しんしょくされて、まるで虫食いのように一部が消えたり全部が隠れてしまうイメージで覚えておきましょう！

「月」は欠かけた象形から成り立ちました。確かに、漢字は丸くありません。🌙

「蝕しょく」は「食しょく」に「虫」で、部首は「虫」のようです。

「虫」が「食しょく」す、つまり虫食むしくいによって侵おかされているイメージとなります。

虫食いにより無くなる部分が出てくるように、太陽や月の一部が虫食いのせいで見えなくなるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか？🌞🌕

「食」は、いつもの物とは書き方が違っていますので注意です！