「鍾美」の意味と読み方とは？ヒントは「注目の的」

2024年1月24日2024年7月12日

鍾美しょうびの意味

美を一身に集めること。大勢いる中で一人だけが際立って美しいこと。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

鍾美しょうびはここに注意

「鍾しょう」にはつりがねの他に、集めるという意味もある点に注意しましょう。

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み書きが少しだけ難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「鍾美しょうび」の「鍾しょう」は他に「鍾あつめる・さかずき」とも読みます。意味は、

• あつめる。あつまる。「鍾愛しょうあい」など
• つりがね。「鍾鼓しょうこ」など
• さかずき。さかつぼ。

となっています。さかずきというのは、お酒を飲む入れ物のことですね。

「美び」は他に「み・美うつくしい・美よい・美ほめる」とも読みます。意味は、

• うつくしい。きれい。「美貌びぼう」など
• すぐれている。「美点びてん」など
• よし。ほめる。「賛美さんび」など
• おいしい。「美味びみ」など
• 美術の略。「美大びだい」など

となっています。「美」の草書体が、ひらがなの「み」になったそうです。🤔

「鍾しょう」には、集めると言った意味があることが分かっています。

そこから、美しさがそこにだけ集まっているイメージで「鍾美しょうび」と覚えてみましょう！

周りの人が霞かすむくらいの美しさがその人に集まっていれば、目立ってしまってもおかしくありませんからね。

「鍾しょう」は部首である「金」に、「重じゅう」となっています。

そのまま見ると重い金属ですが・・・、釣鐘つりがねは確かに重そうですよね。🔔

それに、「重じゅう」には大切にする、重かさねるといった意味もあります。

金属を大切にするあまり、どんどん重かさねて集まってきたイメージで「鍾しょう」を覚えてみてはいかがでしょうか？

他に「しょう」と読む漢字に、釣鐘つりがねを意味する「鐘しょう」があります。こちらと同じ音読みができることを覚えておきましょう！

「美び」は部首が「羊」で下に「大」となっています。

大きくて立派りっぱ、そこから褒ほめられる点のある美しい「羊」をイメージして「美び」を覚えてみましょう！💖

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同じ読み方の熟語👀

• 床尾しょうび・・・小銃などの銃床じゅうしょうの端、撃うつときに肩に当てる部分のこと。
• 賞美しょうび・・・ほめること。美しさを心からあじわうこと。
• 焼尾しょうび・・・中国のものから転じて、平安時代に官職についたとき、酒宴しゅえんを開くこと。
• 焦尾しょうび・・・琴きんの尾端びたんのこと。
• 薔薇しょうび・・・いばら。
• 焦眉しょうび・・・危険がすぐそこまで迫せまっていること。

まとめ

「鍾美しょうび」は多くの人がいる中でも、特に美しさが際立きわだっていることなんですね。

「鍾しょう」に集まるという意味があることから、美しさが集まっているイメージで覚えてみましょう！

「鍾しょう」は部首の「金」に、「重じゅう」です。

確かに、釣鐘つりがねは重そうな金属ですよね。🔔

「重じゅう」は大切にする、重かさねるといった意味もありますから、金属を大切にして、どんどん重かさねた結果集まってきたイメージで覚えてみてはいかがでしょうか？

釣鐘つりがねを意味する「鐘しょう」と同じ音読みができる点も、覚えておきたいですね！

「美び」は部首が「羊」で下に「大」です。

褒ほめられてもおかしくない、大きく立派りっぱな美しい「羊」をイメージして覚えてみましょう！😁

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