「歩合」の意味と読み方とは?ヒントは「割」
歩合って、なんと読むのかな??
「歩合」はね、「ぶあい」と読むんだよ。
歩合の意味
1 ある数と他の数との割合。割・分・厘・毛、またはパーセントなどで示す。「公定―」
2 取引高・売上高・出来高などに応じた手数料・報酬。「一割の―をとる」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
歩合はここに注意
世間一般に知れ渡っている言葉ではありますが、「歩」の読み方を間違えないように注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「歩合」の意味は、割合や、取引高などに応じた報酬のことなんだね。
歩合制とか、聞いたことあるよ!
そうだねぇ、これは聞いたことがある人、多いんじゃないかな?
「歩合」の「歩」は他に「ほ・ふ・歩く・歩む」とも読みますよね。
カンタンな漢字ではありますが、意味は色々あります。全部覚えていますか?意味は、
となっています。分かりやすい4つを書くとこのようになります。
この中に、「歩合」で使われている割合、という意味がありますね。
「合」は他に「ごう・がっ・かっ・こう・合う」とも読みます。意味は、
- 合わせる。「合体」など
- あつまる。「集合」など
- 一致する。「合格」など
- 分量をあらわす単位でも使われる。
となっています。こちらにも、分量の単位で割合にも使われているようですね。
この割合と単位をあらわす2つを合わせて、「歩合」となります。
「歩」も割合の意味を持てると覚えれば、カンタンな部類ではないでしょうか?
他には、その人の進み具合に一致する値をイメージして覚えてみるのも良いですね。🤔
「歩」の読み方を間違えそうであれば、同じく割合で使われている、〇割〇分〇厘の「分」と同じ読み方だというふうに覚えておきましょう!😀
「歩」は左右の足をあらわしているようで、これで歩くを意味する「歩」が成り立ったそうです!
ちなみに、部首は「止」の方になっていますよ。
「合」は入れものとフタをあらわしていて、この入れものにフタを合わせることから「合」が成り立ちました。
まあ実際、フタを紛失してしまった時は合わないフタをのせてしまったりもしますが・・・。
部首は「口」の方になっています。
意味は問題無いかな?あとは、読み方を間違えないようにしたいね!
この言葉、どう使う?
- 今度は歩合制の会社で仕事をしてみようかな!
- 1割の歩合をとる。
- 完全歩合制は、自分には向いていなかったようだ・・・。
「歩合」の類語
割合に関する言葉が似ていますね。
- 比率・・・数を比べたときの割合のこと。
- 割合・・・ある数量の比率のこと。また、分けて割り当てること。
- 手数料・・・手間をかけたことに対する報酬としてわたすもの。
同じ読み方の熟語👀
- 不愛・・・愛想がないこと。
- 蕪穢・・・土地などが荒れ果てていること。
「歩合」の熟語・ことわざ・慣用句
- 歩合給・・・出来高・成績などに応じて支給される給料。
- 歩合算・・・元高・歩合・期間などから、歩合高・合計高などを算出する計算法。百分算。
- 歩合制度・・・売上高・契約高などに応じて賃金が支払われる制度。歩合制。
- 歩合高・・・歩合算で、元高に歩合を乗じた積。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
なるほど~。この言葉はカンタンだね!
結構みかけることが多いから、間違えないようにしたいね。
まとめ
「歩合」は割合や、取引高などに応じた報酬のことなんですね。
その人の進み具合に合う値をイメージして覚えてみるのも、面白そうですよね。🤔
「歩」の読み方は、同じく割合で使われている〇割〇分〇厘の「分」と同じ読み方だと覚えておきましょう!😀
「歩」は左右の足で、これで歩くことを意味するそうです。
部首は「止」の方なんですね。
「合」は入れものとフタで、この入れものにフタを合わせることから「合」が成り立ったそうですね。
部首は「口」となっています。
一番聞くことが多いのは、仕事でしょうか。これは覚えておかないといけない言葉なので、忘れないようにしましょう!😁
こちらはいかがでしょうか?
よく耳にする「歩合制」、この本にはその歩合給制の現状や問題点について解説されており、実務に活かせる点を学ぶことができます。
例えば転職で探している人には向きませんが、もっとよく理解したい方は読んでおきたいですね。
歩合と固定・・・、どちらの方がいいかな?