「疆域」の意味と読み方とは?ヒントは「分ける」
疆域って、なんと読むのかな??
「疆域」はね、「きょういき」と読むんだよ。
疆域の意味
1 土地のさかい。また、境界内の土地。
2 分野。領域。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
疆域はここに注意
「疆」は1級ということもあり、難しい漢字となっています。
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「疆」の読み書きが、なかなか難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「疆域」の意味は、土地のさかいのことであったり、ある領域のことなんだね。
そういえば、「域」には一定の範囲や土地という意味があるんだっけ。
そう、それに「疆」を足してみよう!
「疆域」の「疆」は他に「さかい・疆る・疆り」とも読みます。意味は、
- 境界。「疆界」など
- 限り。はて。
となっています。「彊」というものと似ていますが、別の漢字となっています。
「域」は他に「さかい・ところ」とも読みます。意味は、
- 土地のくぎり。一定の場所。「領域」など
- 特定の場所。国。「異域」など
- 物事のかぎられた範囲。程度。「音域」など
となっています。全体ではなく、ある一定範囲内のものを言っていますね。
一定の場所に境界線があるように、分けられていて限りのある範囲の中をイメージして「疆域」と覚えてはいかがでしょうか?
「疆」は「弓」に「土」が入り、右側にあるのは「畺」となっています。
そして「畺」の方に、限界であったり区切りという意味があるようですよ。🧐
「畺」は見たところ、すでに「田」が「一」によって区切られているようにも見えませんか?
部首である「田」が2つもあるので、これ以上置けないと限界を感じて分けたのかも知れません。
ただでさえ土地が多いのに、「疆」にはさらに「土」が入っていますよね。
これ以上、土地をいっしょにしてはおけないと、「弓」のような柵で「土」と「畺」の間に境界線を作ってしまったイメージで「疆」を覚えてみてはいかがでしょうか?
「域」は部首である「土」に、「或」となっています。
「或」は、区切られた村を武装して守っていることのようです。
これに「土」を足して、区切られた土地をイメージできますね。自分のいる範囲内を守るのですから、そのために何かしらの武装をしていてもおかしくはありませんし。
守るにしても、全体よりある程度決まった範囲の方がやりやすいよね!
この言葉、どう使う?
- ここから見える山、全部がワシの疆域じゃ!
- 彼の疆域に入ることは、誰にもできなかった。
- 彼女の疆域には、興味深いものがある。
「疆域」の類語
土地のさかいであったり、その領域という意味の言葉が似ていますね。
- 地界・・・土地の境界。地上の世界のこと。
- 境界・・・土地などのさかいのこと。
- 領分・・・持っている土地。権限などが及ぶ範囲のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 境域・・・疆域と同じ。
区切っておくことで、管理しやすくしているのかな。
全体を一気に見るよりも、小分けにした方が整理もしやすいからね。
まとめ
「疆域」は土地のさかいのことであったり、ある領域のことなんですね。
境界線で分けられ、限りのある範囲内をイメージして覚えてはいかがでしょうか?
「疆」は「弓」に「土」が入り、右側に「畺」があります。「畺」には限界であったり区切りという意味があるようですね。🧐
「畺」は「田」が「一」によって区切られているようにも見えませんか?
部首の「田」が2つもあります、これ以上置けないと限界を感じて分けたのかも・・・。
「疆」にはさらに「土」が入っていますよね。
これ以上、土地をいっしょにできないと、「弓」のような柵で「土」と「畺」の間に境界線を作ったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?
「域」は部首の「土」に「或」で、「或」は区切られた村を武装して守っていることをあらわしているみたいです。
自分のいる土地を守るので、何かしらの武装をしていてもおかしくはありませんよね。