「賜物」の意味と読み方とは?ヒントは「与えられた」
賜物って、なんと読むのかな??
「賜物」はね、「たまもの」と読むんだよ。
賜物の意味
1 恩恵や祝福として与えられたもの。たまわりもの。「水は天からの—」
2 あることの結果として現れたよいもの、または事柄。成果。「努力の—」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
賜物はここに注意
じつは「賜」だけでも、たまものと読むことができます。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「賜」の読みが少しだけ難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「賜物」の意味は、祝福として与えられた物や、結果として現れた良い物のことなんだね。
ご褒美か、良い物をもらえるんだろうなぁ・・・!
頑張って生きているなら、たまには欲しいよね!
「賜物」の「賜」は他に「し・賜る・たまもの」とも読みます。意味は、
- たまわる。目上の人からいただくこと。「賜杯」
- たまう。目上の人が下の者へ与えること「恩賜」など
- たまもの。いただきもの。
となっています。目上の人からいただけるのであれば、きっと良い物ですよね・・・!
「物」は他に「ぶつ・もつ」とも読みますよね。意味は、
- もの。「物体」など
- 何かものをさがすこと。「物色」
- 一般、世間の人々。「物議」など
- 見えなくなる。死ぬ。「物故」
となっています。今回はいただき物なので、そのままですね。
目上の人から何か物をいただくように、良い物を与えてもらったイメージで「賜物」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「賜」は部首である「貝」に、「易」となっています。
「貝」は貝殻のことでもありますが、他にお金の意味も持っていますよ。
「易」は変化や易しいという意味もありますが、どうやらトカゲの象形から成り立ったという説があります。
光で色が変化して見えることから、変わるという意味を持ったとのこと。🦎
ですが「賜」ではトカゲ関係なく、腕を突き出すことを意味しており、そこから目上の人が下の者に金品を与えるとして成り立ったそうです。🎁
「物」は部首である「牛」と、「勿」を並べてください。
頑張って得た結果を、努力の賜物とも言うよね!
この言葉、どう使う?
- 水は天からの賜物だよ。
- 今回の成績は、彼女の努力の賜物ですよ。
- 日々の練習の賜物だと思います。
「賜物」の類語
与えられた物、または努力の結果という意味の言葉が似ていますね。
- 結実・・・努力の結果、成果が得られること。また、植物が実をむすぶこと。
- 結晶・・・小さなことが積み重なり、結果をうみだすこと。
- 産物・・・努力や行動の結果。
「賜物」の対義語
「賜物」は結果として現れる良いことなのに対して、こちらは悪い影響が出ることになります。
- 弊害・・・他に悪影響を与えること。
同じ読み方の漢字👀
- 賜・・・1文字だけでも、たまものと読むんですよね。
なんでもかんでも与えてくれるわけじゃ無いんだね・・・!
頑張らなくても全部もらえるなんて、逆につまらないと感じそうじゃない?
まとめ
「賜物」は、祝福として与えられた物や、結果として現れた良い物のことなんですね。
目上の人から物をいただくように、良い物を得たイメージで覚えておきましょう!🧐
「賜」は部首の「貝」に「易」で、「貝」は貝殻のことでもあり、他にお金の意味も持ちます。
「易」は変化、易しいという意味も持ちますが、トカゲなどの象形から成り立ったという説があるとのこと。
光で色が変化する様子から、変わるという意味を持ったみたいですが・・・。🦎
「賜」ではトカゲ関係なく腕を突き出すことを意味しているようで、そこから目上の人が下の人に金品を与える、として成り立ったと言われています。
「物」は部首の「牛」と、「勿」を並べましょう!
祝福としてであれば、よろこんで頂戴したいですね。😁