「美貌」の意味と読み方とは?ヒントは「顔」
美貌って、なんと読むのかな??
「美貌」はね、「びぼう」と読むんだよ。
美貌の意味
美しい顔かたち。「—の持ち主」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
美貌はここに注意
「貌」の部首である「むじなへん」は書きにくいため、注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「貌」の読み書きが、少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「美貌」の意味は、顔のかたちが美しいことなんだね。
「むじなへん」って、ケモノだよね?動物のような姿をしているのかな・・・。
そのとなりの「皃」にも、注目してみよう!
「美貌」の「美」は他に「み・美しい・美い・美める」とも読みます。意味は、
- うつくしい。きれい。「鍾美」など
- すぐれている。「美点」など
- よし。ほめる。「賛美」など
- おいしい。「美味」など
- 美術の略。「美大」など
となっています。「美」の草書体が、ひらがなの「み」になったそうです。🤔
「貌」は他に「かたち」とも読みます。意味は、
- 顔だち。すがた。「風貌」など
- ようす。「全貌」など
となっています。この漢字にも入っている「皃」、実は「貌」の異体字でもあります。
誰が見ても美しいかたちをしている、キレイな形の顔をイメージして「美貌」と覚えておきましょう!
きっと、整ったすばらしい顔立ちをしているのでしょうね・・・!😁
「美」は部首が「羊」となっており、下に「大」となっています。
大きくて立派、そこから褒められる点のある美しい「羊」をイメージして「美」を覚えてみましょう!💖
「貌」は部首である「むじなへん」に、「皃」となっています。
「皃」は「貌」の異体字なので、意味は同じですね。
「むじなへん」はケモノが背中を丸めて獲物に襲いかかろうとする様子、つまりそのケモノがどういう状態であるか、ということです。
そこから、「皃」がどういった外観をしているか、どういったすがた形をしているのかをイメージして「貌」を覚えてみてはいかがでしょうか?🪞
どのような顔をしているか、自分なりのイメージをしておこう!
この言葉、どう使う?
- すばらしい美貌の持ち主だ。
- 強さと美貌を兼ね備えている。
- 店の奥にはかなりの美貌の女性がいて、つい見惚れてしまった。
「美貌」の類語
顔が美しい、という意味の言葉が似ていますね。
- 端正・・・顔立ちなどが美しくととのっていること。また、姿や動作などが正しくきちんとしていること。
- 端麗・・・姿形がととのっていて、美しいこと。
- 美形・・・美しい顔をしていること。
「美貌」の対義語
「美貌」は顔が美しいことなのに対して、こちらは顔が醜いことになります。
- 醜貌・・・みにくい顔のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 備忘・・・忘れたときのために、前もって用意しておくこと。
- 微茫・・・かすかでぼんやりしていること。
僕も、美貌の持ち主だ・・・とか、言われてみたいなぁ。
「ケモノ」だから、チャンスはあるかも知れないね。
まとめ
「美貌」は、顔のかたちが美しいことなんですね。
誰が見ても美しいかたちをしている、キレイな形の顔をイメージして覚えておきましょう!
とても整った、すばらしい顔立ちをしているんですね!😁
「美」は部首が「羊」で、下に「大」です。
大きく立派なので、褒められる点のある美しい「羊」をイメージして覚えてみましょう!
「貌」は部首の「むじなへん」に、「皃」です。
「皃」は「貌」の異体字のため、意味は同じですよね。
「むじなへん」は、ケモノが背中を丸め獲物に襲いかかろうとする様子とのこと。
つまり、そのケモノがどういう状態であるか、ということを言っていますよね。
そこから、「皃」がどういった外観をしているのかをイメージして覚えてみてはいかがでしょうか!🪞