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「黎明」の意味と読み方とは?ヒントは「始まり」

2024年6月20日

ナヤミィ

黎明って、なんと読むのかな??

フクロウ

「黎明」はね、「れいめい」と読むんだよ。

黎明れいめいの意味

 夜明け。明け方。

 新しい事柄が始まろうとすること。また、その時。「民主主義の—」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

黎明れいめいはここに注意

れい」は1級ということもあり、書くことが少し難しいので注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

たまに聞くことはあっても、書くことは少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「黎明れいめい」の意味は、夜明けでもあり、新しいことが始まろうとすることなんだね。

ナヤミィ

聞いたことはあったよ!やっぱり、「れい」も明るい意味があるのかな?

フクロウ

実は、そうじゃないみたいだよ。


黎明れいめい」の「れい」は他に「り・くろい・もろもろ・おおい」とも読みます。意味は、

  • 黒い。暗い。「黎明れいめい
  • たくさん。もろもろ。「黎元れいげん」など
  • ころあい。しおどき。

となっています。潮時しおどきという意味もあるのですね。🧐

暗闇くらやみから抜け出す、ちょうどいいタイミングを待っているのかも・・・。

めい」は他に「みょう・みん・あかるい・かり・あきらか・かす」などとも読みますよね。意味は、

  • 明るい。明星みょうじょう」など
  • 明かり。「照明しょうめい」など
  • はっきりしている。「明白めいはく」など
  • かしこい。「聡明そうめい」など
  • つぎの。「明晩みょうばん」など
  • 明らかにする。「闡明せんめい」など

となっています。(他にもありますよ!)

かしこいという意味でも使えるんですね。また、「めい」は「明白めいはく」で使われているように、はっきりとしていることという意味も持っています。

夜明けは、今日という日がこれから始まる気分になりますよね。

そこから、新しいことの始まりとしても使われます。

さあ、これから明るくなるぞ!という、まだ暗い夜明けの時間をイメージして「黎明れいめいと覚えておきましょう!

れい」は「きび」という漢字が部首となっているようです。穀物こくもつのキビに関する字に使われています。「れい」の大部分は、この漢字からできているように見えますね。🌾

きび」は、イネ科の一年草でもあるキビの意味を持ちます。

上にある「黎元れいげん」では、れい」が黒で「げん」が首。つまりかんむりをつけていない黒髪の頭の意味で、そこから庶民しょみんという意味で使われているとのこと。

そこから、キビの収穫をする頭の黒い庶民しょみん、農民をイメージして「れい」を覚えてみてはいかがでしょうか?

庶民しょみんは偉い人よりもたくさんいますし、収穫をしているということは陽に焼けて少し黒くなっているイメージもできますね。

めい」は、太陽をあらわす「日」とけた月をあらわす「月」で明るい!と覚えましょう。😆

フクロウ

夜明けがまだ暗いように、新しいことを始める前も、先が見えていないからまだ暗いよね!

黎明の覚え方イメージ
さすがにまだ暗いですが、今日という日の始まりを感じますね。

この言葉、どう使う?

  • 民主主義の黎明れいめいがおとずれる。
  • 大きな黎明れいめい期に近づいている。
  • 黎明れいめいの光の中、遠くで何かが動くのが見えた気がする。

黎明れいめい」の類語

夜明け、という意味の言葉が似ていますね。

  • 有明ありあけ・・・夜明けのこと。また、月が空に残りながら夜が明けること。
  • 払暁ふつぎょう・・・明け方のこと。
  • 暁闇ぎょうあん・・・夜明けのほの明るい闇のこと。

黎明れいめい」の対義語

黎明れいめい」は夜明けのことなのに対して、こちらは夕暮れのことになります。

  • 薄暮はくぼ・・・日が暮れるころ。黄昏たそがれ

同じ読み方の熟語👀

  • 令名れいめい・・・良い評判のこと。

黎明れいめい」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 黎明会れいめいかい・・・大正7年に発足した啓蒙けいもう団体。
  • 黎明期れいめいき・・・夜明けにあたる時期。新しい時代が始まろうとする時期。
ナヤミィ

れい」は逆に黒いんだね、なるほど・・・!

フクロウ

この黒から抜け出す、明るくなってくる時間で夜明けをイメージしておこう!

まとめ

黎明れいめい」は夜明けでもあり、新しいことが始まろうとすることなんですね。

夜明けは、今日がこれから始まる気分になりませんか?

そこから、新しいことの始まりとしても使われていますよね。

さあ、これから!明るくなるぞ!という、まだ暗い夜明けの時間をイメージして覚えておきましょう!

れい」は「きび」という漢字が部首で、穀物こくもつのキビに関する字に使われています。「れい」のほとんどは、この漢字からできているように見えますね。🌾

きび」は、イネ科の一年草でキビの意味を持つそうです。

上にも書いた「黎元れいげん」では、「れい」が黒で「げん」が首。かんむりをつけていない黒髪の頭の意味で、そこから庶民しょみんという意味で使われているみたいですね。

キビの収穫をする黒い頭が見えている庶民しょみん、農民をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?

庶民しょみんかんむりをかぶるような偉い人よりもたくさんいますし、収穫をするということは陽に焼けて少し黒くなっているイメージもできますよね。

めい」は、太陽の「日」とけた月をあらわす「月」で明るい、と覚えておきましょう。😆

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Posted by 管理人