「捷逕」の意味と読み方とは?ヒントは「早く行ける」
捷逕って、なんと読むのかな??
「捷逕」はね、「しょうけい」と読むんだよ。
捷逕の意味
1 目的地に早く行ける道。近道。
2 目的を達するてっとり早い方法。早道。近道。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
捷逕はここに注意
どちらもあまり見かけない漢字のため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
意味は分かりやすいものですが、読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「捷逕」の意味は、近道のことなんだね。
近道の他に、こんな言い方もあったんだ・・・。
あまり使われていないと思うし、見たことが無い人の方が多いんじゃないかな。
「捷逕」の「捷」は他に「捷つ・捷い」とも読みます。意味は、
- 戦いに勝つ。「捷利」など
- 動きがはやい。すばやい。「敏捷」など
- ちかい。近道をする。「捷逕」など
となっています。すばやいと言うことは、近道で早く着いているイメージもできますよね。
「逕」は他に「みち・こみち・逕ちに」とも読みます。意味は、
- みち。ちかみち。「逕路」など
- まっすぐ。ただちに。「逕進」
となっています。まっすぐ進めれば、それは近いですよね。
「捷」には動きが早いという意味もありますので、目的地に素早く着くことができる、まっすぐな道をイメージして「捷逕」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「捷」は部首である「てへん」に、「疌」となっています。
「てへん」は手の動作に関する字に多く使われ、「疌」はすばやいという意味を持つとのこと。
手と足の象形から成り立っていて、手を素早く動かして奪い取ることを意味しているそうです。
素早く向かうために近道を使い、相手を倒し勝利をおさめるイメージで「捷」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「逕」は部首である「しんにょう」に、「巠」となっています。
「しんにょう」は進むことに関する字に使われ、「巠」は地下水や、まっすぐ立った波という意味を持つとのこと。
「巠」は地下水とのことですが、確かに漢字の中に川を意味する「巛」が入っているんですよね。
上の線を地上、下の「工」をさらに深い地中とすると、地面の下にある地下水がイメージできます。
まっすぐ進む地下水から、まっすぐに進める道、つまり最短経路をイメージして「逕」を覚えてみてはいかがでしょうか?😁
まっすぐ進めるなら、到達するのも早くなるよね!
この言葉、どう使う?
- 一目見て理解できる本を購入してくるのが捷逕ではないか?
- 誰かから学ぶことこそ、捷逕ではないだろうか。
- 捷逕を使い、友人よりも早く着くことができた。
「捷逕」の類語
早く着ける道、という意味の言葉が似ていますね。
- 早道・・・目的地へ早く行ける道。手数をかけずに目的を達成できる方法。早足で歩くこと。飛脚。巾着。
- 抜け道・・・本道を外れた近道。また、口実。
- 間道・・・抜け道のこと。
「捷逕」の対義語
「捷逕」は近道のことなのに対して、こちらは遠くなる道のことになります。
- 遠道・・・長い道のり。また、まわり道をすること。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは5つだけ並べます。
- 祥慶・・・めでたいこと。
- 勝景・・・すぐれた景色のこと。
- 捷径・・・捷逕と同じ。
- 小景・・・印象には残る、ちょっとした眺めのこと。規模の小さい風景画のこと。
- 小径・・・細い道のこと。
早く着けるなら、その方が良いよね。
どういう道なのかにもよるかな。地下などの危険がありそうな場所だと、ちょっとね。
まとめ
「捷逕」は、近道のことなんですね。
「捷」は動きが早いという意味もあるので、目的地に素早く着ける、まっすぐな道をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「捷」は部首の「てへん」に、「疌」です。
「てへん」は手の動作に関する字に多く使われ、「疌」にはすばやいという意味がありますよね。
手と足の象形から成り立ち、手を素早く動かして奪い取ることを意味しているとのことです。
早く着くために近道を使い、相手を倒し勝利をおさめるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「逕」は部首の「しんにょう」に、「巠」です。
「しんにょう」は進むことに関し、「巠」は地下水、まっすぐ立った波という意味を持ちます。
「巠」は確かに、漢字の中に川を意味する「巛」が含まれていますね。
上の線を地上、下の「工」を地中とすると、地面と地中の間にある地下水がイメージできます。
まっすぐ進む地下水から、まっすぐに進める最短経路をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?😁