「宿痾」の意味と読み方とは？ヒントは「病気」

2024年4月9日2024年7月29日

宿痾しゅくあの意味

長い間治らない病気。持病。痼疾 (こしつ) 。宿疾。宿病。「—に悩む」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

宿痾しゅくあはここに注意

「痾あ」は１級ということもあり、あまり見かけないため間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きは、そこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「宿痾しゅくあ」の「宿しゅく」は他に「すく・やど・宿やどる」とも読みますよね。意味は、

• やど。泊とまるところ。「宿駅しゅくえき」など
• 寝泊まりする。「合宿がっしゅく」など
• かねてからの。「宿敵しゅくてき」など
• 経験豊かな。「宿老しゅくろう」など
• 前世からの。「宿命しゅくめい」など
• 星座。「星宿せいしゅく」など

となっています。どうやら、泊とまるだけではないみたいですね。

「痾あ」は他に「やまい」とも読みます。意味は、

• こじれて長びいている病気。やまい。「沈痾ちんあ」など

となっています。ただの病気、というわけでは無さそうです・・・！

昔から自分の体の中に宿やどっている、なかなか治らない病気をイメージして「宿痾しゅくあ」と覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

「宿しゅく」は「宀べん」の「うかんむり」が部首で、その下に「佰はく」となっています。

「宀べん」は屋根、または屋根におおわれた家の意味を持ち、「佰はく」は百人のおかしらや畦道あぜみちという意味を持っているとのこと。

屋根の下に、寝具しんぐと横から見た人の象形があり、そこからやどるを意味して「宿しゅく」が成り立ったそうです。

それに、百人のおかしらになるような人であれば経験も豊かですし、宿敵がいてもおかしくは無さそうですよね・・・！

そこから、経験豊富なおかしらが寝泊まりするところをイメージして「宿しゅく」を覚えてみるのも面白そうですね。😁

「痾あ」の部首は「疒だく」という「やまいだれ」になっており、その中に「阿あ」となっています。

「疒だく」は病気を意味しており、「阿あ」は曲がって入りくんだところという意味などがあるとのこと。

入り組んでいて出口がなかなか見つからない、病気の終わりが見えず長びいているイメージで「痾あ」を覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

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この言葉、どう使う？

• 宿痾しゅくあのため、現役げんえきをしりぞいた。
• 長いあいだ宿痾しゅくあに悩まされてきたんだ、そろそろ解放されたいと思ってもおかしくはないだろう？
• ただ、俺が宿痾しゅくあだと思い込んでいただけのことかも知れないな。

「宿痾しゅくあ」の類語

なかなか治らない病気、という意味の言葉が似ていますね。

• 持病じびょう・・・なかなか治らない病気のこと。また、直らない悪い癖くせのこと。
• 痼疾こしつ・・・カンタンに治らず、長い間悩まされている病気のこと。
• 宿疾しゅくしつ・・・長い間治らない病気のこと。

まとめ

「宿痾しゅくあ」は、長い間なかなか治らない病気のことなんですね。

昔から自分の体の中に宿やどる、なかなか治らない病気をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

「宿しゅく」は「宀べん」の「うかんむり」が部首で、その下に「佰はく」です。

「宀べん」は屋根や屋根におおわれた家の意味があり、「佰はく」は百人のおかしらという意味もあるみたいですね。

屋根の下に寝具しんぐと横から見た人の象形があるようで、やどるを意味して成り立ったそうですよ。

百人のおかしらになるような人であれば経験も豊か、宿敵がいてもおかしくはないですよね！

そこから、経験豊富なおかしらが寝泊まりする場所をイメージして覚えてみても面白そうです。😁

「痾あ」の部首は「疒だく」という「やまいだれ」、中に「阿あ」がありますね。

「疒だく」は病気を意味し、「阿あ」は曲がり入りくんだところという意味などを持っていますよ。

入り組んでおり出口がなかなか見つけられない、病気の終わりが見えず長びいているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか？🧐