「反駁」の意味と読み方とは?ヒントは「反論する」
反駁って、なんと読むのかな??
「反駁」はね、「はんばく」と読むんだよ。
反駁の意味
[名](スル)他人の主張や批判に対して論じ返すこと。反論。「例をあげて—する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
反駁はここに注意
「駁」の右側の書き方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「駁」の読み書きが少々難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「反駁」の意味は、他人の主張などに対して、反論することなんだね。
言い返しているのかな。
相手の主張に対して思う所があるのなら、反論しないといけないからね。
「反駁」の「反」は他に「ほん・たん・反る・反る・反く」とも読みます。意味は、
- はねかえす。「反射」など
- 繰り返す。「反芻」など
- そむく。逆らう。「反抗」など
- 逆。「反面」など
- ひっくりかえす。「反転」など
- 振りかえる。「反省」
- 布類の長さの単位。「反物」
- 土地の面積の単位。「反別」など
となっています。そむく場合は、「叛」の書きかえ字となっています。
「駁」は他に「はく・まだら・ぶち・駁じる・駁る」とも読みます。意味は、
- まだら。ぶち。入り混じる。「駁雑」など
- ただす。非難する。なじる。反論する。「駁撃」など
となっています。色々混ざっているようですね。
色んな話が入り混じり、はっきりとしない主張をしてくる相手に対して反論するイメージで「反駁」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「反」は部首である「又」と、「厂」になっています。
部首の「又」は、手の動作に関する字に主に使われているとのこと。
「厂」は切り立ったがけや、人の住居にできる岩穴の意味があります。
「厂」の中に、右手の「又」が入っていますよね。
岩のような重圧を手でくつがえすことから、「反」が成り立ったと言われていますよ。
「駁」は部首である「馬」と、「爻」になっています。
部首の「馬」は、馬の種類や状態などに関する字に主に使われ、「爻」は爻わるなどの意味があるとのこと。
「駁」の本来の意味は、色んな毛色の混じったまだら馬のようです。
複数の色が入っていてはっきりしないことから、はっきりとしないことを言って、非難するように相手の言い分を否定するイメージで「駁」を覚えてみてはいかがでしょうか?
相手が適当なことを言っているなと思ったら、反論しよう!
この言葉、どう使う?
- 反駁も考慮にいれなければ、この件は終わらないだろう。
- 完璧だと思った意見に、反駁された。
- こまかいことに、いちいち反駁するのは止めておこう。
「反駁」の類語
他人の主張に対して論じかえす、という意味の言葉が似ていますね。
- 反論・・・相手の意見に対して、反対の意見を述べること。
- 抗論・・・対抗して自分の意見を言うこと。
- 抗議・・・相手の発言などを不当として、反対の意見を主張すること。
「反駁」の対義語
「反駁」は反論することなのに対して、こちらは反論しないことになります。
- 同意・・・相手の意見に対して、賛成すること。
- 支持・・・ある意見に対して賛成し、後押しをすること。支えて持つこと。
- 同調・・・他人の意見などに賛同すること。調子が同じであること。
僕も、おかしいと思ったら反論するよ!
反論するなら、例をあげるともっと良いよね!
まとめ
「反駁」は、他人の主張などに対して反論するということなんですね。
色んな話が入り混じって、はっきりとしない主張をしてくる相手に対して論じ返すイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?
「反」は部首の「又」と、「厂」です。
部首の「又」は、手の動作に関する字に使われているそうで、「厂」は切り立ったがけや、人が住める岩穴の意味があるとのこと。
「厂」の中に「又」が入っていることからもイメージできるように、岩のような重圧を手でくつがえすことから成り立ったと言われています。
「駁」は部首の「馬」と、「爻」です。
部首の「馬」は、馬に関する字に使われ、「爻」は爻わるなどの意味があるそうですね。
「駁」は、色んな毛色の混じったまだら馬が本来の意味だという話があります。
複数の色が入りはっきりしないことから、はっきりしないことを言って、相手の言い分を否定するイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?