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「鬱蒼」の意味と読み方とは?ヒントは「うす暗い」

ナヤミィ

鬱蒼って、なんと読むのかな??

フクロウ

「鬱蒼」はね、「うっそう」と読むんだよ。

鬱蒼うっそうの意味

[ト・タル][文][形動タリ]樹木が茂ってあたりが薄暗いさま。「—とした森林」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

鬱蒼うっそうはここに注意

特に「鬱」は書くことが難しいため、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「鬱蒼うっそう」の意味は、木がしげっていて薄暗い様子のことなんだね。

ナヤミィ

聞いているだけでも、少し気分が落ち込んでしまいそう・・・。

フクロウ

なかなかに暗そうだからね!


鬱蒼うっそう」の「鬱」は他に「うつ・しげる・ふさぐ・さかん」とも読みます。意味は、

  • 草木がしげる。「鬱蒼うっそうなど
  • ふさぐ。気分がはれない。「鬱陶うっとう」など
  • こもった気がさかんなさま。「鬱勃うつぼつ
  • かおりぐさ。

となっています。草で辺りが暗くなっているように、気分も暗くなっているのでしょう。

そう」は他に「あお・あおい・しげる」とも読みます。意味は、

  • あおい。「蒼天そうてん」など
  • 草木がしげる。蒼蒼そうそう」など
  • あわてる。「蒼惶そうこう」など
  • 古びる。色つやがない。「蒼然そうぜん」など

となっています。「あお」とは言っても、実際は草木がしげっているところのように、目立たないような緑色に近い色となっています。

どちらにも草木がしげる意味があるため、そのくらい辺りが草だらけで、うす暗くなってしまっている状態をイメージして「鬱蒼うっそうと覚えてはいかがでしょうか?

あおあおとしていて、あまりにも暗いと、気分もなかなか晴れませんからね。

うつになってしまうかも知れません・・・。

「鬱」は部首が「ちょう」で、他に「べき」「かん」「木」「さん」となっています。

ちょう」には、においざけという香りの良いお酒やウコン、のびのびとするという意味があるとのこと。

そして、「かん」には大きく口をひらく意味があるので、スプーンを意味する「」で口の中に「※」のようなものを入れてあげましょう!

「鬱」の「ちょう」のとなりには「さん」という、模様でもあり髪の毛が長いという意味の字が。

その上には「べき」という布などを上からかぶせておおう意味の字、さらに上に「かん」が「木」ではさまれていますね。

成り立ちを調べると、立ち込める良い香りがふさがる、または造った酒を酒つぼに入れていたら、周りの草木がしげっておおってしまいフタが開かなくなった、という話があります。

使われている漢字を見るに、さん」の模様がきざまれた「缶」の周りを「木」でおおわれ(「べき」を使います)、中のいい香りのするお酒(「ちょう」を使います)がふさがれてしまっているイメージで覚えておくと、パーツごとに覚えやすそうです!🌳🏺🌳

そう」は部首である「くさかんむり」に、「そう」となっていますね。「そう」と同じ音読みができるので、覚えやすいです!

そう」は物をしまっておくところでもありますが、他にあわてる、という意味もあります。

くらの裏に草が鬱蒼うっそうしげって少し暗くなっているような、草まじりの暗い青色をイメージして「そうを覚えてみてはいかがでしょうか?

くらの表側は掃除されていても、裏側は草が放置されていて薄暗くなっているかも知れませんからね・・・。🤔

フクロウ

ふさいでしまう位、暗いんだろうね・・・。

鬱蒼の覚え方イメージ
樹木がたくさんあるせいか、うす暗くなっていますね・・・。

この言葉、どう使う?

  • 町から離れたところにある丘の上は、鬱蒼うっそうとした森となっている。
  • 鬱蒼うっそうとした林の中に、隠れてしまったようだ。
  • 半年ぶりに見に行ってみると、そこは鬱蒼うっそうとした様子になっていた。

鬱蒼うっそう」の類語

木のせいでうす暗い、という意味の言葉が似ていますね。

  • 鬱然うつぜん・・・草木がしげっているさま。物事の勢いがよく盛んなさま。他に、気がふさがるさまの意味も。
  • 蒼蒼そうそう・・・あおあおとしているさま。草木がしげっているさま。
  • こんもり・・・うす暗くなるほど、木がしげっているさま。他に、丸く盛り上がっているさまの意味も。

同じ読み方の熟語👀

  • 鬱葱うっそう・・・鬱蒼うっそうと同じ。
ナヤミィ

そんなに暗くなるほど、かこまれているのかな・・・。

フクロウ

太陽の光もあまり通らないくらい、木々がしげっているんだろうね。

まとめ

鬱蒼うっそう」は、木がしげっていて薄暗い様子のことなんですね。

どちらも草木がしげる意味があるので、辺りが草だらけで、うす暗く見えている状態をイメージして覚えてはいかがでしょうか?

あおあおとしていて暗いと、気分もなかなか晴れませんし、うつになってしまうかも知れませんね。

「鬱」は部首が「ちょう」で、他に「べき」「かん」「木」「さん」です。

ちょう」は、においざけという香りの良いお酒やウコン、のびのびとするという意味を持つみたいですね。

かん」は口を大きくひらく意味を持つため、スプーンを意味する「」で口の中に「※」に似たものを入れましょう!

「鬱」の「ちょう」の右には「さん」という、模様でもあり髪の毛が長いという意味の字がありますよ。

上には「べき」という、布などを上からかぶせておおう意味の字、さらに上では「かん」が「木」ではさまれているようです。

立ち込める良い香りがふさがる他に、造った酒をつぼに入れていたところ、周りの草木がしげおおってしまいフタが開かなくなった、という成り立ちがあるようですね。

使われている漢字を合体させて、「さん」の模様がられた「缶」の周りが「木」でおおわれ(「べき」)、中のいい香りがするお酒(「ちょう」)がふさがれているイメージだと、パーツごとに覚えやすそうではありませんか?🌳🏺🌳

そう」は部首の「くさかんむり」に「そう」で、「そう」と同じ音読みができるので覚えやすいですね。

そう」は物をしまっておくところの他に、あわてるという意味もあります。

くらの裏に草が鬱蒼うっそうしげり少し暗くなっているような、草のまじった暗い青色をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?

くらの表側はきれいでも、裏は草などが放置されていて薄暗くなっているかも知れませんからね。🤔

二文字

Posted by 管理人