「泥濘」の意味と読み方とは?ヒントは「土」
泥濘って、なんと読むのかな??
「泥濘」はね、「ぬかるみ」「でいねい」と読むんだよ。ここでは「ぬかるみ」のフリガナをつけておくね。
泥濘の意味
雨や雪解けなどで地面がぬかっている所。「―に足を取られる」「―にはまる」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
泥濘はここに注意
読み方は1つではない点を覚えておきましょう。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
言葉自体は聞いたことがある方が多いと思いますが、読むのが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「泥濘」の意味は、雨などで地面がぬかっている(どろどろになっている)ところのことなんだね。
漢字で書くとこうなるんだね。なんだか面白いな!
漢字はちょっと覚えにくいかも。下で見てみよう!
「泥濘」の「泥」は他に「でい・どろ・泥む」と読みます。意味は、
- どろ。「泥水」など
- どろ状のもの。「泥炭」など
- ふんぎりがつかず、こだわる。「拘泥」
となっています。「どろ状のもの」という意味がここにありますね!
「濘」は他に「ねい・どろ・ぬかるみ・濘る」と読みます。意味は、
- どろ、ぬかるみ。「泥濘」
となっています。この漢字が持つ意味は少ないみたいですね。
どちらも、泥という意味を持っていることが分かりました!
「泥」と「濘」という、どろの意味を持つ2つを合わせてドロということを強調してきていますね!💪
「泥濘」の場合は2つともそのまま読んで問題ありませんが、「泥濘」だとそうもいきません。
ここは「ぬかるみ」がどういったものかを先に覚えて、それから漢字を当てはめていく方が良さそうです。🤨
イメージして見てください、地面が泥まみれでどろどろ、足跡が残ってしまうくらいぐにゃぐにゃしていたり、もっと深くはまってしまうところを・・・、これがぬかるみです!
この泥だらけのところにぴったりの2文字・・・それが、同じドロという意味をもつ「泥」と「濘」なのですね。
「泥」は水に関係した「さんずい」と、「尼」が使われています。
「尼」は人と人が近づきあっていることを意味しており、そこに水を足してねばりついてくるドロということで「泥」が成り立ったそうですよ。
「濘」も、水に関係した「さんずい」がありますね。
その右側に必要なのは「寧」です。これは「うかんむり」の下に「心」、そのまた下に「目」を横にして置き、最後に「丁」を下に添えてあげましょう。
「寧」には落ち着いている、といった意味もあります。
そこに水を足して、水があるところで落ち着いていたら、いつの間にか居た場所がぬかるみになっていた。
とイメージしてみても良さそうです。🧐
「ぬかるみ」って文字を見るだけでも、柔らかいイメージがあるんだよね。
この言葉、どう使う?
- 泥濘に足をとられてしまった。
- 泥濘にタイヤがはまってしまった。
- この辺りは泥濘ができやすいので注意してください!
「泥濘」の類語
柔らかい地面がある土地が似ていますね。
- 泥沼・・・泥の深い沼地。
- 春泥・・・春の雪解けなどでできたぬかるみ。
- 湿地・・・じめじめしている土地。
泥濘には気をつけないと!
抜け出すのが難しい場合もあるからね。
まとめ
「泥濘」は、雨などで地面がどろどろになっているところのことなんですね。
地面が泥まみれで、足跡が残る程ぐにゃぐにゃ。足もさらに深くはまってしまう所をぬかるみとイメージしておきましょう!
この泥だらけだということを強調しているので、同じドロという意味を持っているこの漢字が使われていますね。
「泥」は水に関係した部首の「さんずい」と、そのとなりに「尼」があります。
「尼」は人と人が近づきあっていることを意味して、水を足しねばりつくドロから成り立ったそうですね。
「濘」も、水に関係した「さんずい」が使われています。
右の「寧」は「うかんむり」の下に「心」で、下に「目」を横にして置き、「丁」を下に添えます。
「寧」には落ち着いている意味もあるので、これに水を足しましょう。
水辺で落ち着いていたら、いつの間にかその場所がぬかるみになっていたイメージもできそうですよね。🧐
ぬかるみの漢字はご存じでしたか?
正直なところ、読むのは「泥濘」の方が分かりやすくて良いのですが・・・。
会話で出るのはおそらく「泥濘」の読み方のほうですよね?🤔
なので、「泥濘」の方で覚えておきましょう!そのまま読める「泥濘」も忘れずに!