「脆弱」の意味と読み方とは?ヒントは「壊れやすい」
脆弱って、なんと読むのかな??
「脆弱」はね、「ぜいじゃく」と読むんだよ。
脆弱の意味
[名・形動]もろくて弱いこと。また、そのさま。「—な地盤」「—な神経」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
脆弱はここに注意
「脆」の読み方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
書くことは難しくありませんが、読み方が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「脆弱」の意味は、もろく弱いことなんだね。
もろいって、どういう意味があるんだっけ・・・?
壊れやすいんだね。それに、持ちこたえる力が弱いみたいだよ。
「脆弱」の「脆」は他に「せい・脆い・脆い・脆らかい・脆い」とも読みます。意味は、
- 壊れやすい。「脆弱」
- やわらかい。「脆美」
- 軽い。
となっています。すぐに壊れてしまうみたいですね。
「弱」は他に「にゃく・弱い」とも読みますよね。意味は、
- よわい。力がない。「弱点」など
- よわまる。「衰弱」など
- わかい。「弱輩」など
となっています。ほとんどの場合、「じゃく」や「よわい」と読まれると思います。
ただでさえ壊れやすいのに、力もない。
そのように、頼りにならないものをイメージして「脆弱」と覚えてみてはいかがでしょうか?
「脆」は部首である「月」の「にくづき」に、「危」となっています。
「にくづき」は、肉や人体などに関する字に主に使われていますよ。
「危」は危ない他に、高いことや正しい意味も持つそうです。
柔らかく壊れやすい肉のため、危険であるイメージで「脆」を覚えてみるのもアリですね!🧐
「弱」は、部首が「弓」となっています。
たわんでいる弓、そして毛のようなものが生えていますね・・・、数本で頼りないですし、ここから弱くしなやかな事を意味していると覚えてみましょう!
壊れやすいと、心配になってしまうよね・・・!
この言葉、どう使う?
- この辺りの脆弱な地盤では、家なんて建てられないよ。
- なんと脆弱な神経か。
- セキュリティの脆弱性が問題となっている。
「脆弱」の類語
もろく弱い、という意味の言葉が似ていますね。
- 羸弱・・・おとろえて弱ること。体が弱いこと。
- 華奢・・・頑丈ではないさま。また、上品なさま。
- 柔弱・・・気力や体質が弱いこと。
「脆弱」の対義語
「脆弱」はもろく弱いことなのに対して、こちらは強いことになります。
- 強靭・・・しなやかで強いこと。
- 屈強・・・とても力が強く、頑丈なさま。
「脆弱」の熟語・ことわざ・慣用句
- 脆弱性・・・もろく弱い性質。また、ネットワークにおける安全上の欠陥のこと。
- 脆弱国家・・・国家の基本的役割を果たすことが難しい国。
こうして漢字を見ると、弱くて危なっかしいイメージもわいてくるなぁ・・・。
とても弱そうだよね。
まとめ
「脆弱」は、もろく弱いことなんですね。
ただでさえ壊れやすいのに力もないため、頼りにならないものをイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?
「脆」は部首の「月」の「にくづき」に、「危」です。
「にくづき」は、肉や人体などに関する字に使われるとのこと。
「危」は危ない、高い、正しいなどの意味があります。
柔らかく壊れやすい肉なので、危険だというイメージで覚えるのも良さそうですね!🧐
「弱」は、部首が「弓」です。
たわんでいる弓、そして毛のようなものが生えていますね。
数本で頼りないので、弱くしなやかな事を意味していると覚えてみましょう。