「翫味」の意味と読み方とは?ヒントは「味わう」
翫味って、なんと読むのかな??
「翫味」はね、「がんみ」と読むんだよ。
翫味の意味
[名](スル)
1 食物をよくかんで味わうこと。「よく—して食べる」
2 言葉や文章などの表している意味や内容などを、よく理解して味わうこと。「古典の作品を熟読—する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
翫味はここに注意
「翫」の書き方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「翫」の書き方が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「翫味」の意味は、食べ物や文章の内容などを、よく理解して味わうことなんだね。
「翫」がよく分からなかったよ・・・。どういう意味があるのかな?
理解するには、たくさん味わう必要があるよね!
「翫味」の「翫」は他に「翫ぶ・翫る・翫る」とも読みます。意味は、
- もてあそぶ。めでる。「翫弄」など
- 深く味わう。「翫賞」など
- あなどる。
- むさぼる。
となっています。貪る意味があるので、欲張りなイメージができますよね。
「味」は他に「び・あじ・味わう」とも読みますよね。意味は、
- あじ。「珍味」など
- 内容。「正味」など
- 味をみる。「吟味」など
- なかま。「味方」など
となっています。食べ物の味の他にも、意味があることが分かりました。
愛でながら、貪るように深く味を見ているイメージで「翫味」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「翫」は部首である「羽」と、「白」と「元」になっています。
部首の「羽」は鳥の羽の状態や、飛ぶことに関する字に多く使われていますが、今回は書き方が少し変わっているので注意が必要となっていますね!
「白」は明らかという意味もあり、「元」は始まりであり頭の意味もあります。
「羽」の下にある「白」と合体すれば「習」となり、繰り返し練習して慣れる意味を持ちますよね。
そこから、一番最初に練習を始めた人が繰り返して慣れ、味がハッキリわかるぐらい貪り、深く味わったイメージで「翫」を覚えてみてはいかがでしょうか?
慣れてしまった事に対して、あなどることもありますからね。
「味」は部首である「口」と、「未」になっています。
部首の「口」は食べることなど、口に関する字に多く使われるとのこと。
「未」は十二支の8番目でもあり、方位では南南西。動物では羊のことで、他に「まだ~ない」などの意味を持っていますよね。
どうやら木に若い枝が伸びた象形で、まだかすかの意味から、かすかな味を口で味わうとして成り立ったと言われています。
深く味わった方が、理解も進むよね!
この言葉、どう使う?
- 読み終えた本を、さらに翫味するためにもう一度読み直すことにした。
- 私たちの意見を、深く翫味していただきたい。
- 翫味しながら眠りについてしまったようだ。
「翫味」の類語
よく理解して味わう、という意味の言葉が似ていますね。
- 鑑賞・・・芸術作品などを見て、その良さを味わうこと。
- 賞翫・・・そのものの良さを楽しむこと。味の良さを楽しむこと。尊重すること。
- 賞味・・・食べ物をよく味わって食べること。
同じ読み方の熟語👀
- 含味・・・食べ物を口に入れて味わうこと。
- 玩味・・・翫味と同じ。
「翫味」の熟語・ことわざ・慣用句
- 熟読玩味・・・文章をよく読んで、じっくり考えて味わうこと。「翫」は「玩」の方が使われている点に注意。
なるほど、だからたくさん味わっているんだね!
そうだね、もっと深く理解をしたいことなら、よく味わってみよう!
まとめ
「翫味」は、食べ物や文章の内容などを、よく理解して味わうことなんですね。
愛でつつ、貪るように深く味を見るイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「翫」は部首の「羽」と、「白」と「元」です。
部首の「羽」は、鳥の羽の状態や飛ぶことに関する字に使われるそうですね。
今回は、書き方が少し変わっているので注意しましょう。
「白」は明らかという意味も持っており、「元」は始まりや頭の意味もありますよね。
「羽」と「白」が合体すれば「習」となり、繰り返し練習して慣れる意味も持つことができます。
そこから、一番最初に練習を始めた人が慣れて、味がハッキリわかるぐらい貪りながら、深く味わっているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?
慣れた事に対して、あなどることもありますよね。
「味」は部首の「口」と、「未」です。
部首の「口」は、口に関する字に多く使われるそうですね。
「未」は、十二支の8番目などの他に「まだ~ない」などの意味を持っています。
木に若い枝が伸びた象形で、まだかすかの意味から、かすかな味を口で味わうとして成り立ったみたいですよ。🥄