「役務」の意味と読み方とは?ヒントは「仕事」
役務って、なんと読むのかな??
「役務」はね、「えきむ」と読むんだよ。
役務の意味
公的な仕事。また、他の人のために行う労働。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
役務はここに注意
「役」の読み方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「役務」の意味は、公的な仕事のことなんだね。
労務とは違うのかな?
それは報酬をもらう目的の労働で、今回の熟語は他人のためにする労働のことなんだ。
「役務」の「役」は他に「やく・役め・いくさ」とも読みます。意味は、
- 仕事上の地位。「役員」など
- 映画などでの受け持ち。「主役」など
- 人民に割り当てる仕事。「現役」など
- つかう。使われる。「使役」など
- 戦争。「戦役」など
となっています。よく使われる漢字となっていますよね。
「務」は他に「ぶ・務める・務る」とも読みます。意味は、
- 当たるべき仕事など。つとめ。「任務」など
- あなどる。
となっています。侮る意味も持っているようですね。
他人のためにする労働なので、誰かの役に立つように割り当てられて務めるイメージで「役務」と覚えておきましょう!
「役」は部首である「彳」の「ぎょうにんべん」と、「殳」になっています。
「ぎょうにんべん」は、移動や道路などに関する字に主に使われていますね。
「殳」は、兵車から人を追い払うために使う兵器で、ほこの意味を持っています。
どうやら辺地を守りに行く意味を持ち、そこから転じて仕事の意味で「役」が成り立ったそうですよ。🧐
「務」は部首である「力」に、「矛」と「攵」になっています。
部首の「力」は、力があることや力を使った動きをあらわす字に多く使われているとのこと。
「矛」は武器であるほこの意味があり、「攵」は軽くたたく意味を持っています。
力強い腕で武器を持ち、たたくイメージができますよね。
どうやら、努力して困難に立ち向かうことから「務」が成り立ったと言われているみたいです。💪🏼
「やくむ」と読まないように、注意が必要!
この言葉、どう使う?
- 一日の役務が終わった後に飲むコーヒーは格別だ。
- 彼は、役務が終わってもなかなか帰ろうとしなかった。
- この十年間、役務に従事した。
「役務」の類語
他人のための仕事、という意味の言葉が似ていますね。
- 奉仕・・・神仏などにつかえること。利害関係なく、社会などのために尽くすこと。また、商品を安く売ること。
- 勤仕・・・職務をつとめ、つかえること。
- 奉公・・・他人の家で家事などに従事すること。国家などのために、身をささげて働くこと。
「役務」の熟語・ことわざ・慣用句
- 役務賠償・・・相手に与えた損害を、金銭によらず技術などの提供でおこなう賠償のこと。
- 役務商標・・・サービスマーク。
確かに、誰かの役に立つなら「役」が使われていてもおかしくないね!
何度も言うけど、読み方には注意しておこう!
まとめ
「役務」は、公的な仕事のことなんですね。
他の誰かの役に立つように、務めるイメージで覚えておきましょう!
「役」は部首の「彳」の「ぎょうにんべん」と、「殳」です。
「ぎょうにんべん」は、移動や道路などに関する字に使われるとのこと。
「殳」は、兵車から人を追い払うために使う兵器で、ほこの意味があるそうですね。
辺地を守りに行く意味で、それが転じて仕事の意味で成り立ったそうです。🧐
「務」は部首の「力」に、「矛」と「攵」です。
部首の「力」は、力があることや力を使った動作をあらわす字に使われるそうですね。
「矛」は武器のほこの意味で、「攵」は軽くたたく意味があります。
力強い腕で、武器を持ってたたくイメージができますね。
努力し困難に立ち向かうことから、成り立ったみたいです。💪🏼
この記事も、皆さんの役に立つことを願っています・・・!