「道破」の意味と読み方とは?ヒントは「ズバリ言う」
道破って、なんと読むのかな??
「道破」はね、「どうは」と読むんだよ。
道破の意味
[名](スル)《「道」は言う意》ずばりと言ってのけること。言い切ること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
道破はここに注意
「道」が持つ意味は、道路だけでは無いため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「道破」の意味は、ずばり言い切ることなんだね。
道を破壊するのかと思っちゃったよ・・・。
「道」は述べる、という意味も持っているみたいなんだ!
「道破」の「道」は他に「とう・みち・道う」とも読みます。意味は、
- みち。「隧道」など
- モラルや信仰上の教え。「道徳」など
- 老子の教え。「道教」など
- 方法。技芸。「武道」など
- 言う。「唱道」など
- 仏教で、衆生が輪廻転生する世界のこと。「六道」など
- 北海道の略。「道庁」など
となっています。歩くための道以外にも、いろいろ意味を持っていることが分かりました。
「破」は他に「破る・破れる」とも読みます。意味は、
- やぶれる。こわす。「破壊」など
- だめにする。「破談」など
- 枠から外れる。道に外れる。「破格」など
- 打ち負かす。「論破」など
- 終わりまでやり抜く。「踏破」など
- 楽曲の構成部分のひとつ。「序破急」
となっています。行き止まりにある枠すらも、突破してしまうのかも知れませんね。
相手を打ち負かすように、ズバリと言い切ってしまうイメージで「道破」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「道」は部首である「しんにょう」に、「首」となっています。
「しんにょう」は進むことに使われ、「首」は頭であったり、先頭などの意味を持ちますよね。
実は、他人の頭部を持ちながら歩く人の姿をあらわしている、とされています。どうやら、異民族のようですが・・・、誰の首にしても怖い話ですよね。😨
新たに道を造る際に、お祓いのために首を持って土地の霊に挨拶をして鎮めるイメージで覚えておくのも良いですが・・・。ここまで深く覚えなくても、問題はありません。
「破」は部首の「石」と、「皮」になっています。
「皮」には皮であったり、表面という意味がありますよね。
中身を覆っている皮を、石で壊す。または、枠を覆う皮を石で破り外に出るイメージで「破」を覚えてみても良さそうです。
言い切ってしまえば、論破しやすくなるかも・・・?
この言葉、どう使う?
- 身近な私ですら、彼の悩みを道破することはできなかった。
- 知識のある者でなければ、道破されそうも無い説だな。
- 一目見ただけで道破した。
「道破」の類語
ずばり言い切る、という意味の言葉が似ていますね。
- 断言・・・確信を持って、キッパリ言い切ること。
- 言明・・・言葉にして、ハッキリ言い切ること。
- 確言・・・ハッキリと言い切ること。
そこまでキッパリ言い切るなら、確信を持っているのかな・・・。
その位でないと、論破することは難しいだろうからね。
まとめ
「道破」は、ズバリ言い切ることなんですね。
相手を打ち負かして論破するように、ズバリと言い切ってしまうイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「道」は部首の「しんにょう」に、「首」です。
「しんにょう」は進むことに使われており、「首」は頭や先頭などの意味を持ちますよね。
他人の頭部を持ちながら歩く人の姿をあらわしている、と言われています。異民族とのことですが、誰の首にしても怖い話です・・・。
「破」は部首の「石」と「皮」で、「皮」は皮であったり、表面という意味を持ちますよね。
枠を覆う皮を石で破り、外に出るイメージで覚えてみても良さそうです。