「馥郁」の意味と読み方とは?ヒントは「いい香り」
馥郁って、なんと読むのかな??
「馥郁」はね、「ふくいく」と読むんだよ。
馥郁の意味
[ト・タル][文][形動タリ]よい香りがただよっているさま。「—たる梅の香」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
馥郁はここに注意
「馥」は1級のため、あまり見かけない漢字となっているので注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「馥郁」の意味は、いい香りがすることなんだね。
確かに、「馥」には「香」が入っているなぁ・・・。
実は「郁」にも、香りが良い意味があるんだ!
「馥郁」の「馥」は他に「馥る・馥しい」とも読みます。意味は、
- 豊かな香り。かんばしい。「馥郁」
となっています。かんばしいとは、においが良いという意味ですよね。
「郁」は他に「郁しい・郁ん」とも読みます。意味は、
- 文化が盛ん。「郁郁」など
- かぐわしい。香りが良い。「馥郁」
となっています。かぐわしいとは、香りが良いという意味ですよね。
どちらにもいい香りがする意味があるので、この香りのおかげで文化が栄えるほど、いい香りをイメージして「馥郁」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「馥」は部首である「香」に、「复」となっています。
部首の「香」は、香りに関する字に主に使われるとのこと。
そして、部首の場合は「香」を「かおり」か「か」と呼ぶそうですよ。
「复」は元の道を行く、引き返すという意味があります。どうやら、「復」にとても似た意味を持っているようですね。
実際の成り立ちは少し違うようですが、元の道へ引き返すほどのいい香りがするイメージで「馥」を覚えておくのも面白そうです!😉
その場合、「香」が左側にあるので、引き返す道は左の方と覚えておきましょう!
「郁」は部首である「おおざと」に、「有」となっています。
「おおざと」は、人の住む場所や地名などに関する字に主に使われているとのこと。
「有」は存在することや、所有する意味を持っていますよね。
「郁」は元々は、中国に昔存在した地名のようです。
それが転じて、よく香り文化が盛んであることを意味する「郁」が成り立った、という話がありますよ。
ある土地が、いい香りを持っているイメージで覚えてみても面白そうですね。🧐
そんなに良い香りなら、その香りがする方へ引き返してしまうかも知れないよね!
この言葉、どう使う?
- 馥郁たる梅の香。
- 馥郁とした味わいがある、極上のワインだ。
- 馥郁とした香りが、僕の鼻を刺激する。
「馥郁」の類語
良い香りがただよう、という意味の言葉が似ていますね。
- 芳香・・・かぐわしい香り。
- 香気・・・良い香り。
- 薫香・・・いい香り。また、くゆらせて良い香りを立てるための香料。
良い香りがする漢字にも見えてきたなぁ・・・。
英語で言うのであれば、フレグランスになるらしいよ。
こう聞くと、どちらも確かに良い香りがしそうだよね!
まとめ
「馥郁」は、いい香りがすることなんですね。
この2つの香りのおかげで文化が栄えるほどの、良い香りをイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「馥」は部首の「香」に、「复」です。
部首の「香」は、香りに関する字に主に使われるそうですね。
部首の場合、「香」は「かおり」か「か」と呼ぶそうです。
「复」は元の道を行く、引き返すという意味があるそうで、「復」にとても似た意味を持っていますよね。
実際の成り立ちは少し違いますが、元の道へ引き返すほどのいい香りがするイメージで覚えておくのも良さそうです!😉
その場合、「香」がある左側に引き返しましょう!
「郁」は部首の「おおざと」に、「有」です。
「おおざと」は、人の住む場所や地名などに関する字に主に使われるそうですね。
「有」は、存在や所有する意味を持っています。
元々は中国に昔存在した地名のようで、転じて、よく香り文化が盛んであることを意味して成り立った、との話もあるようで・・・。
いい香りを持っている土地をイメージしても面白そうですね。🧐