「割烹」の意味と読み方とは?ヒントは「料理」
割烹って、なんと読むのかな??
「割烹」はね、「かっぽう」と読むんだよ。
割烹の意味
1 《肉を割 (さ) いて烹 (に) る意から》食物を調理すること。ふつう日本料理にいう。料理。
2 「割烹店」に同じ。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
割烹はここに注意
「烹」は他ではあまり見ないため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「烹」の読み書きが少し面倒なため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「割烹」の意味は、食べ物を調理することなんだね。
割烹着もあるもんね。海外にもあるのかな・・・。
普通は、日本料理にいうらしいよ。
「割烹」の「割」は他に「かつ・割る・わり・割く」と読みます。意味は、
- 刃物で切りさく。わる。「割烹」など
- 別々にわける。「割愛」など
- 比率。特に、10分の1の割合。
となっています。1つの物を、別々にわけているのですね。
「烹」は他に「ほう・烹る」と読みます。意味は、
- 煮る。料理をする。「烹炊」など
となっています。料理に関係していることを、覚えておきたいですね。
包丁などを使い食材を割き、火を使ってその食材を煮て調理するイメージで「割烹」と覚えておきましょう!🧑🍳
「割」は部首である「りっとう」と、「害」になっています。
「りっとう」は刃物に関する字に多く使われており、「害」は傷つける、妨げる意味を持っていますよね。
刀で断ち切る意味で、「割」が成り立ったそうですよ。
「烹」は部首である「れっか」に、「享」となっています。
「れっか」は火や熱の性質や作用、火を使った動作などに関する字に主に使われますよね。
「享」は支障なく通じる、もてなす、食材を柔らかく煮る意味を持っているようです。
もてなすために、下にある火を使い、食材を煮ているイメージで「烹」を覚えておきましょう!
実は漢字から何をしているのか、分かりやすくなっていたんだね。
この言葉、どう使う?
- つねに、綺麗な割烹着を着ていたい。
- 老舗の割烹店へと入って行くのが見えた。
- 割烹だけではなく、食材そのものにも気を使っている。
「割烹」の類語
料理をする、という意味の言葉が似ていますね。
- 炊爨・・・飯を炊くこと。
- 烹炊・・・煮たきをすること。
- 炊事・・・食物を煮たきして調理すること。
同じ読み方の熟語👀
- 活法・・・有効に使う方法。また、柔道で絞め技で仮死状態となってしまった者に対してほどこす、呼吸復元法。
「割烹」の熟語・ことわざ・慣用句
- 割烹着・・・炊事などの家事をする時に着るもの。
- 割烹店・・・料理店で、特に日本の料理屋。
なんだか、見ていたらお腹が空いてきちゃったな・・・。
ならさっそく、割烹着を着て料理でもしようか!
まとめ
「割烹」は、食べ物を調理することなんですね。
包丁で食材を割き、火を使い食材を煮て調理するイメージで覚えておきましょう!🧑🍳
「割」は、部首の「りっとう」と「害」です。
「りっとう」は刃物に関する字に使われ、「害」は傷つけることや妨げる意味を持っていますよね。
そのため、刀で断ち切る意味で成り立ったそうですよ。
「烹」は部首の「れっか」に、「享」です。
「れっか」は熱の性質や作用、火を使った動作などに関する字に主に使われるとのこと。
「享」は、支障なく通じることやもてなす他に、食材を柔らかく煮る意味もあるみたいなんです。
火を使い、食材を煮てもてなすイメージで覚えてみましょう!
こちらはいかがでしょうか?
割烹着で一番目にしたことがあるのは、サザエさんのフネさんが着ているものかも知れませんね。
そう、白いアレです。
和食を作る際は、エプロンではなくこちらのような割烹着を着用すれば、雰囲気が出そうですね。😃
割烹着を着ると、エプロンよりも厳格な感じが出るよね。