「空拳」の意味と読み方とは?ヒントは「素手」
空拳って、なんと読むのかな??
「空拳」はね、「くうけん」と読むんだよ。
空拳の意味
1 手に武器・道具などを何も持たないこと。素手 (すで) 。「徒手—」
2 財力や他人の援助などに頼らず、自力で事に当たること。「赤手—」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
空拳はここに注意
「空」の持つ意味に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「空拳」の意味は、手に武器などを何も持たないことや、他人などに頼らずに自力で事に当たることなんだね。
空に拳を突き出しているわけではないんだ・・・。
いや、そのイメージで覚えてみるのも良さそうだね!
「空拳」の「空」は他に「そら・空く・から・空ろ・空く・空しい・あな・うろ」とも読みます。意味は、
- そらのこと。「碧空」など
- 中身がない。「空疎」など
- 航空機。「防空」など
- 空気。「空調」など
- 広い。大きい。「天空海闊」など
となっています。広い空のように、中身が無いことでも使われていますね。
「拳」は他に「げん・こぶし」とも読みます。意味は、
- 握りこぶし。「拳銃」など
- 素手でおこなう武術など。「拳闘」など
- うやうやしい。「拳拳」
- じゃんけんなど。
となっています。確かに、じゃんけんも拳を使っておこないますよね。
握りこぶしの中には「空」以外の何もない、素手のままのように、他の力を借りずに自分の力のみで事に当たるイメージで「空拳」と覚えてはいかがでしょうか?
空に拳を突き上げて、この拳以外の力は必要ないと示しているイメージも面白そうですね!✊
「空」は部首である「穴」と、「工」ですよね。
実際の成り立ちとは少し違いますが、工具で穴をあけたら、空(空間)が見えた・・・!
といったイメージだと、意味も覚えやすそうですね。🧐
「拳」の部首は、「手」になっています。
「手」は、手を使った動作に関する字に主に使われていますね。
手を丸めて握りしめることから、「拳」が成り立ったと言われています。🤛
自分の力に、自信があるのかも知れないね。
この言葉、どう使う?
- 徒手空拳で大男に立ち向かう。
- 徒手空拳にしては、よくやった方だ。
- 赤手空拳で世間へと飛び出す。
「空拳」の類語
手に何も持っていない、という意味の言葉が似ていますね。
- 素手・・・手に何も持っていないこと。
- 赤手・・・手に何の武器も持たないこと。
- 無手・・・手に何も持たないこと。
同じ読み方の熟語👀
- 空見・・・仏語で、空に執着した考えのこと。
「空拳」の熟語・ことわざ・慣用句
- 徒手空拳・・・手に何も持たないこと。何かを始める時に、身一つで他に頼るものがないこと。
- 赤手空拳・・・手に何も持たず立ち向かうこと。助けを借りずに自分の力で事をおこなうこと。
「空」を握りしめているのか。
何も無い空間を握りしめても、何も掴めている気がしないよね。
まとめ
「空拳」は、手に武器などを何も持たないことや、他人などに頼らずに自力で事に当たることなんですね。
握りこぶしの中には「空」以外何もない、素手のように、他の力を借りず自分の力のみで何とかするイメージで覚えてはいかがでしょうか?
空に突き上げた拳以外の力は、必要ないと示しているイメージも面白そうです!✊
「空」は部首の「穴」と、「工」ですよね。
実際の成り立ちとは違いますが、工具で穴をあけたら、空(空間)が見えたイメージだと、意味も覚えやすそうです。🧐
「拳」の部首は、「手」です。
「手」は、手を使った動作に関する字に主に使われますよね。
手を丸めて、握りしめることから成り立ったとのことです。🤛