「噴飯」の意味と読み方とは?ヒントは「笑う」
噴飯って、なんと読むのかな??
「噴飯」はね、「ふんぱん」と読むんだよ。
噴飯の意味
[名](スル)《おかしくて、食べかけの飯をこらえきれずに噴き出す意から》がまんできずに笑ってしまうこと。「彼の弁解は—ものだ」→噴飯物[補説]
出典 デジタル大辞泉(小学館)
噴飯はここに注意
「憤慨」の「憤」と間違えないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「憤」と間違えてしまう可能性があるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「噴飯」の意味は、我慢しきれず笑ってしまう事なんだね。
口に食べ物が残っているのに、噴き出してしまったのか・・・。
とてもおかしかったんだろうね。
「噴飯」の「噴」は他に「ほん・噴く・噴く」とも読みます。意味は、
- 外にふき出す。「噴水」など
となっています。内側から外側に、ふき出しているようです。
「飯」は他に「はん・めし・いい・まま」と読みます。意味は、
- めし。ごはん。「噴飯」など
- 食事。「飯台」など
となっています。生きることに欠かせない意味を持っていますね。
ちなみに、この漢字は「飯事」にも使われています。
怒ったとしても、口に入っている食べ物をふき出そうとはなかなか思いません。
でも、笑わされたりおかしいことがあった時は、どうしても我慢できずにふき出してしまう。こういう表現は、漫画などでもありますよね。
そこから、口に食べ物が入っているにも関わらずふき出してしまうようなおかしいことがあり、そのせいで我慢できず笑ってしまうイメージで「噴飯」と覚えてはいかがでしょうか?🤣
「噴」は部首である「口」に、「賁」となっています。
部首の「口」は、食べることや息を出すなどの口の働きに関する字に主に使われますね。
「賁」には飾りの他に、勢いよく走る意味、わきたつといった意味があるそうです。
勢いよく走ることから、部首の「口」から勢いよく出ていくイメージで「噴」を覚えてみましょう!😮
「飯」は部首である「食」に、「反」となっています。
部首の「食」は、食べることや食品の種類などに関する字に主に使われますね。
「反」は元に戻す、逆にする、逆らうなどの意味もあります。
穀物などを煮え返らせて作った「めし」から、「飯」が成り立ったという話があるようですよ。
口に入っている食べ物が出てしまうんだから、なかなか勢いがありそうだよね!
この言葉、どう使う?
- 私は思わず噴飯した。
- 彼らの言い訳は、噴飯物だ。
- まだ何も話していないのに、噴飯したいような顔つきをしている。
「噴飯」の類語
我慢できず笑ってしまう、という意味の言葉が似ていますね。
- 失笑・・・思わず笑いだしてしまうこと。ふき出すこと。
「噴飯」の熟語・ことわざ・慣用句
- 噴飯物・・・こらえきれずに口の中の食べ物をふき出してしまうほど、おかしいこと。また、物笑いのたねになるような、みっともない事柄。
どうやら、本来の意味とされる「おかしくてたまらないこと」ではなく、本来の意味では無い「腹立たしくてしかたないこと」で使う人の方が多い、という調査結果が出た年もあるようです。 - 失笑噴飯・・・おかしくて、思わずふき出してしまうこと。
やっぱり、意味を間違えやすいみたいだね。
知っている人からしたら、噴飯物かも知れないよ。
まとめ
「噴飯」は、我慢しきれず笑ってしまうことなんですね。
怒っても口に入っている食べ物をふき出そうとはなかなか思いませんが、笑わされたりおかしいことがあった時は、どうしても我慢できずにふき出してしまうことはありませんか?
そこから、口に食べ物が入っているにも関わらずふき出してしまうようなおかしいことのせいで、我慢できず笑ってしまうイメージで覚えてはいかがでしょうか?🤣
「噴」は部首の「口」に、「賁」です。
部首の「口」は、食べることや息を出すなどの口の働きに関する字で主に見られます。
「賁」は飾り、勢いよく走る、わきたつといった意味があるとのこと。
勢いよく走るので、部首の「口」から勢いよく出ていくイメージで覚えてみましょう!😮
「飯」は部首の「食」に、「反」です。
部首の「食」は、食べることや食品の種類などに関する字で主に見られますね。
「反」は元に戻す、逆にする、逆らうなどの意味も持っています。
穀物などを煮え返らせて作った「めし」から成り立った、という話があるみたいですよ。
「噴飯」は、使い方を間違ってしまいやすいようです。
間違って笑われないように、注意して覚えたいですね。🧐