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「天網」の意味と読み方とは?ヒントは「天から」

2024年8月29日

ナヤミィ

天網って、なんと読むのかな??

フクロウ

「天網」はね、「てんもう」と読むんだよ。

天網てんもうの意味

 悪人や悪事をのがさないように、天が張りめぐらした網。「—逃 (のが) れがたし」

 中国本土で展開される監視カメラのネットワーク。人工知能による顔認識システムを採用し、短時間で個人の特定が可能。2000年代から試験的に導入され、全国の街頭に設置された2億個以上の監視カメラを同ネットワークに取り入れる計画が進んでいる。スカイネット。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

天網てんもうはここに注意

もう」の部首に注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きがカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「天網てんもう」の意味は、悪人をのがさないように、天が張りめぐらした網のことなんだね。

ナヤミィ

天が張りめぐらしているなら、とても広範囲な気がする・・・!

フクロウ

逃げ場は無いかもね。


天網てんもう」の「てん」は他に「あめ・あま・そら」とも読みますよね。意味は、

  • そら。「天空てんくう」など
  • 空模様。「天気」など
  • 自然。「天災てんさい」など
  • 生まれつき。「天才」など
  • 高いところ。「天井てんじょう」など
  • 信仰の対象。神。「天佑てんゆう」など
  • 神の住むところ。「天国」など
  • 天皇のこと。「天顔てんがん」など

となっています。たくさんありますね。🤔

もう」は他に「ぼう・あみ」とも読みます。意味は、

  • あみ。「天網てんもうなど
  • あみで捕らえる。「一網打尽いちもうだじん」など
  • あみのように張りめぐらした組織。「通信網つうしんもう」など

となっています。逃がさないようにしたいですね。

天にいる神が、悪人を逃さないように捕まえるために空高い天から張りめぐらしている網をイメージして「天網てんもうと覚えておきましょう!

てん」は、人を正面から見て、頭を大きく強調したものから成り立ちました。

人の頭、それよりもさらに高いところにあるところ、つまり天ですよね。

もう」は部首である「糸」に、「ぼう」となっています。

部首の「糸」は、糸の種類や糸を加工して作られたものなどに関する字に主に使われますね。

ぼう」はあみの他に、だます、道理に暗い、ないという意味もあるそうです。

網目状の象形も入っているそうなので、糸でできた網目状の物で捕らえるイメージで「もうを覚えておきましょう!🧶

天網恢恢疎てんもうかいかいそにしてらさず」というものがありますが、これとは逆で「網呑舟あみどんしゅううおらす」というものもあります。

これは網目があらいために、舟をのむほどの大きな魚まで逃してしまう。

つまり、法律が大まかであるために罪人を逃してしまうことのたとえとなっているそうですよ。

フクロウ

悪人は逃がさないようにしないとね!

天網の覚え方イメージ
天が網を張りめぐらしています。

この言葉、どう使う?

  • 天網てんもう逃れたし。
  • 天網恢恢てんもうかいかいとは言うが、うまく網目をすり抜けるずる賢いやつもいる。

同じ読み方の熟語👀

  • 展毛てんもう・・・紡績ぼうせきで、絡み合った羊毛を解いて開毛し、夾雑物きょうざつぶつを除いたのち、種々の羊毛をまぜ、油を添加する工程のこと。

天網てんもう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 天網恢恢てんもうかいかいそにしてらさず・・・天の張る網は広くてあらいように見えるが、悪人を網の目かららすことはない。悪事を働いたら必ず捕まり、天罰てんばつをこうむるということ。
ナヤミィ

天が見てくれているなら、少しは安心できそう。

フクロウ

ちょっとしたスキマから逃さないようにしたいね。

まとめ

天網てんもう」は悪人をのがさないように、天が張りめぐらした網のことなんですね。

天にいる神が、悪人を逃さず捕まえるために天から張りめぐらしている網をイメージして覚えておきましょう!

てん」は人を正面から見て、頭を大きく強調したものから成り立ったそうです。

人の頭よりもさらに高いところにあるところ、つまり天がイメージできますね。

もう」は部首の「糸」に、「ぼう」です。

部首の「糸」は、糸の種類などに関する字に主に使われますね。

ぼう」はあみ、だます、道理に暗い、ないという意味も持ちます。

網目状の象形もあるそうなので、糸でできた網目状の物で捕らえるイメージで覚えておきましょう!🧶

天網恢恢疎てんもうかいかいそにしてらさず」とは逆で、「網呑舟あみどんしゅううおらす」というものがあるそうです。

これは網目があらいので、舟をのむほどの大きな魚まで逃してしまうことから、法律が大まかであるために罪人を逃してしまうことのたとえとなっているそうですよ。

二文字

Posted by 管理人