「疎影」の意味と読み方とは?ヒントは「まばらな」
疎影って、なんと読むのかな??
「疎影」はね、「そえい」と読むんだよ。
疎影の意味
まばらな影。特に、梅の木の枝がまばらなさまにいうことがある。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
疎影はここに注意
「疎」の書き方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「疎影」の意味は、まばらな影のことなんだね。
確かに、隙間があって影がまばらになっていそうだ。
特に、梅の木の枝がまばらなさまに言うみたいだね。
「疎影」の「疎」は他に「しょ・疎い・疎ら・うろ・おろ・疎か・疎か・疎る」とも読みます。意味は、
- 親しくない。うとい。「疎遠」など
- まばら。「空疎」など
- おろそか。おおざっぱ。「疎略」など
- とおす。通じる。「疎通」など
となっています。「疏」の書きかえ字として用いられるものがあります。
「影」は他に「よう・かげ」とも読みます。意味は、
- 光がさえぎられてできる、暗い部分。かげ。「陰影」など
- ひかり。「月影」など
- 光に映し出された姿、形。「撮影」など
- まぼろし。
となっています。光があるのに、さえぎられている部分にできますよね。
物事が疎かになり、ところどころに隙間ができて透けて見えてしまうように、梅の木の枝などでまばらな影ができているイメージで「疎影」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「疎」は部首の「疋」である「ひきへん」と、「束」になっています。
「ひきへん」は、字形から文字を整理するための部首であり、「疋」の形を構成にした字が属しているそうですよ。
「疋」自体は、足や匹の意味、布の長さや織物の単位の意味があるとのこと。
「束」は、ひとつに纏めたり繋ぎ止める意味などがありますよね。
「疎」は旧字が「疏」となっており、こちらは遠ざけるといった意味もあります。
束ねていた物が、遠ざかってしまうイメージで覚えておきましょう!
「影」は部首である「彡」の「さんづくり」に、「景」となっています。
「さんづくり」は飾りや模様、いろどりなどに関する字に主に使われるそうですよ。
「景」は景色、日光、立派、あおぐなどの他に、かげの意味もあるそうです。
光が物に当たり、模様のように影ができているイメージで「影」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
木の枝なら、影がまばらになるのも当たり前だね。
「疎影」の熟語・ことわざ・慣用句
- 暗香疎影・・・どこからか漂う花の香りと、月光などに照らされてまばらに映る、木々などの影のこと。主に、梅の花などについて言う。
なんで、特に梅の木なんだろう・・・。
梅は樹形が観賞の対象とされるから、いい雰囲気の影なのかも知れないね。
まとめ
「疎影」は、まばらな影のことなんですね。
物事が疎かになり、ところどころ隙間ができて透けてしまうように、梅の木の枝などでまばらな影ができているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「疎」は部首の「疋」である「ひきへん」と、「束」ですね。
「ひきへん」は、字形から文字を整理するための部首とのこと。
「疋」は、足や匹の意味、布の長さや織物の単位の意味があるそうですね。
「束」は、ひとつに纏めたり繋ぎ止める意味などがあります。
「疎」は旧字が「疏」となっており、こちらは遠ざけるといった意味もあるので、束ねていた物が遠ざかるイメージで覚えておきましょう!
「影」は部首の「彡」の「さんづくり」に、「景」です。
「さんづくり」は、飾りや模様などに関する字に主に使われるとのこと。
「景」は景色、日光、立派、あおぐ、かげの意味があるそうです。
光が物に当たり、模様のように影ができているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐